1話完結物語
夜明けの始まり 闇を追い掛け
始
urhr 地雷さん回れ右 タヒネタ
日が沈みかける 午後5時
そんな、君との帰り道
いつも通りの帰り道
でも、何か足りなくて 切なくて
もどかしい、
そんな気持ちは
いつかの空に捨てたはず
ur⌒🎸
hr⌒🐑
もどかしさを捨てる為 君に話し掛けるも
何を話せばいいか 話題が無くて そのまま終わってしまう
話題は何かあるはず
頭の中を探る
でも、何も見つからなくて そのまま 時間だけが流れていく
ふと君の方を向く
横顔がとても整っていて綺麗だった
でも、心做しか悲しそうだった
ur⌒🎸
hr⌒🐑
ur⌒🎸
hr⌒🐑
切ない笑みを見せる君は 夕日に照らされてとても美しかった
それは、誰もが恋に落ちるほどに
心の中に闇を抱える君は 誰よりも綺麗で誰よりも美しくて
・・・・・
そのまま 沈黙が続く
そんな時間も君となら心地よくて
気まずくなんてならなかった
笑みを浮かべながら 歌を歌う
君も聞き入っちゃう そんな歌声が響くよう
夕日が完全に沈み
辺り一面に街灯が照らされる
空は暗いはずなのに 明るくて
眩しくて 思わず目を閉じてしまう
目を開けた 前には涙を浮かばせた君の顔
hr⌒🐑
君の涙は普通だけど 普通じゃなくて
気持ちが詰まっているような気がした
ur⌒🎸
hr⌒🐑
そう、涙を零しながら言う君は 今まで見たことないような
絶望した顔を見せていた
そんな顔を見て咄嗟に
ur⌒🎸
hr⌒🐑
ur⌒🎸
少し明るくなった気がする
かと言って 心の中にある寂しさは まだ、消えていないだろう
俺は君の 冷たい手を握り 目的地まで向かう
・・・・・
ur⌒🎸
hr⌒🐑
家に着いても、気の緩みは 君から感じ取れなかった
まだ、寂しいんだな 怖いんだなって
君の顔を見る度に思う
いつも 家の鍵を閉め 電気を付けて
家に上がる
でも、君はきっと光が嫌い
だから 電気は付けず
鍵だけ閉めて 上がる事にした
リビングへのドアを開けて 部屋に入ると 思っていた以上に薄暗くて
少し、hrくんを尊敬した
机の上には 冷めきっているご飯
そこには1つしかないから hrくんにあげることにした
ur⌒🎸
hr⌒🐑
hr⌒🐑
お腹が空いているのは知っている
だからこそ、hrくんに食べてもらいたい
俺もお腹が空いているのは同じ
でも、そんなのどうでもいい
今は、君が最優先だ
ur⌒🎸
ur⌒🎸
簡単に嘘をつく でもこれはいい嘘だろ?
こうでもしないと、 君は食べてくれないからさ
hr⌒🐑
・・・・・
何時の間にか時間は過ぎ
もう、朝の6時半
日が登りかけている
hr⌒🐑
ur⌒🎸
hr⌒🐑
hr⌒🐑
確かに、寝たら朝にならない
でも 君は方法が違うから朝になるんだよ
ur⌒🎸
・・・・・
hr⌒🐑
ur⌒🎸
hr⌒🐑
海に来た理由 そんなの1つしかなかった
ur⌒🎸
ur⌒🎸
hr⌒🐑
気付いたようだ
それなら、話は早いよね
hr⌒🐑
ur⌒🎸
hr⌒🐑
ur⌒🎸
急に泣き出すhrくん
何かしたっけ、 と頭を悩ませる
hr⌒🐑
ur⌒🎸
そんなに謝られたら、
俺が悪者にみたいで
ur⌒🎸
hr⌒🐑
hr⌒🐑
な~んだ、そんな事か
心の中で笑う そんな、 泣くような事じゃないじゃん
ur⌒🎸
hr⌒🐑
ur⌒🎸
きっと、つまらない事だらけなんだろう 予想は出来た
hr⌒🐑
hr⌒🐑
初めて 本物の笑みを見た
ur⌒🎸
hr⌒🐑
君と俺は 人生最後の手を繋ぎ
人生最後の言葉を告げる
"愛してる"
そう言い 勢いよく飛び込む
hr⌒🐑
息が苦しくなってくる
あそこへ向かう合図だ
hrくんは、もう逝ったみたいだね
俺も早く追い掛けなきゃね
きっと 夜明けが来る事はもう無いだろう
でも、それでいい
それが、君と俺が望んだ事なのだから
さようなら 日出
そして、初めまして
日没 よ
夜明けの始まり 闇を追い掛け
完
叶夢
叶夢
叶夢
叶夢
叶夢
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コメント
5件
ぇ、すこ
こういうの好きなので嬉しいです!!
いや、すごッ!え?何ぃ!?えっ、ちょっと語彙力崩壊中…(( 才能ありまくりだね✨こういうのまた待ってるね!