山ねぴ

歌詞変更あり

先生と俺だけ

簡単な問題です

勝手に走り出すペンを眺めています

私の目は眺めています

私(ダメな子)でした

(最低)な子でした

(生きてることが人をイラつか)せました

愚かなもんでした

それはある日のことでした

呼び止められました

と、先生に持ちかけられました

それを

結局、どこを探しても

全く見つける事が出来ませんでした

ゴキブリのような一生を通して

沢山勉強してきたもの

最後だろうが難だろうが

こんなもの簡単です

試験終了まで眺めています

(問??)あなたについて書きなさい

私、

ダメな子でした

最低な子でした

本当に本当に

だから

合格点でした

先生はとても嬉しそうでした

頭をポンポンと撫でてくれました

貼り付けた笑顔で

「盛大に」祝ってくれました

手を取って連れて行かれました

鼻歌混じりでした

表彰式は体育館でやるそうです

四角切り取られたこの空が

こんなに綺麗に見えたのは

初めての事でした