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怯えてる由梨を俺は抱え 学校が終わり次第部活を休み 俺の部屋へ運ぶ。
本当は付き合ってからの方が いいんだろうけど 俺は我慢できなくなった
由梨
翔
由梨
翔
由梨
由梨
翔
由梨
翔
翔
翔
翔
由梨
翔
翔
由梨
由梨
由梨
由梨
翔
翔
翔
翔
翔
翔
翔
翔
翔
翔
好きじゃない奴だったら こんなに謝らないのかな
お前の事なんか好きじゃない
さっさと俺の前から消えろ。
なんて。 由梨の前じゃ絶対言えない
好きなのに。 触れていたいのに
「私と付き合ってればあの子にはなにも手は出さないわ」
「でもね。もしあの子と付き合ったりすれば、私の力であの子は簡単に壊せるの」
「意味、分かるわよね?モテない汚らしい男共を捕まえてあの子が汚くなる姿見たくないわよね?」
「だから、付き合ってよ」
……。くそ
……由梨
大好きだ
応えられなくて 本当にごめん
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
翔
泣かないでくれ。
頼む。
そんな顔は見たくない
頼むよ。笑顔が見たい お前の笑った顔が見たい
そんな悲しい顔をしないでくれよ
俺まで、泣くだろ…
翔
由梨
由梨
由梨
翔
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
由梨
翔
由梨
翔
翔
翔
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
翔
翔
翔
由梨
はぁ。あったけぇ。
ずっと抱きついていたい
この時間が続いてほしい
由梨…由梨…俺…
お前を手放したくないよ
俺は抱いてる腕を強くする
なるべく、キツく
痛くない程度に
………。
もう。いいや
限界だ
言っちゃえ。
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
由梨
翔
翔
翔
翔
翔
翔
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
由梨
翔
翔
由梨
翔
翔
翔
翔
翔
翔
翔
由梨
由梨
翔
由梨
翔
翔
翔
翔
由梨
翔
翔
翔
由梨
翔
由梨
翔
翔
由梨
翔
由梨
翔
翔
翔
由梨
翔
翔
翔
由梨
翔
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
翔
由梨
翔
翔
翔
由梨
翔
やべ。
胸当たってる…笑
柔けぇ。
触りたいけど 今はまだお預けだな
その内…な
…先輩…私、嬉しいよ どうして付き合ってたのか知りたいけど 今は教えてくれなそう
けど、今こうして 抱き合って、肌で感じてるって 私、とても気持ちいい。
好きって言ってくれてありがとう 私も、好き
翔
翔
由梨
翔
由梨
翔
翔
翔
翔
翔
由梨
翔
由梨
由梨
由梨
翔
翔
由梨
俺達はさっそく店に行く
それはとても幸せな時間だった
これからもこの時間が続くのであった
と思ったが そうはいかない
これから大変な思い
そして、辛い事があるのも知らずに
二人は幸せな時間を過ごした
今からでも遅くない
あなた達は 逃げなさい
逃げろ。なんて 通じないんでしょうけど
…
……
………
…………
私はあなた達の事を応援するわ
翔、由梨ちゃんを守りなさいね
明里、俊哉 あまり調子の乗らないことね
痛い目見るわよ
え?私?
ふふっ私は何者でもないわ
私は…ただの語り手。
語り手…じゃないかもしれないわね
私はこの二人が最後まで結ばれるのを 待ち続けるわ
あら、語りすぎたわ
それじゃあ皆さん。
さようなら
また、どこかで 現れるかもしれないわね