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あれは、夏の終わりの頃
僕は君に恋をしていた。
自信がなく告白が出来ないでいた
だが、君は僕の前から消えた。
僕は後悔をした。
「「ごめんね」」
coa.
如月ゆう
coa.
如月ゆう
coa.
この時僕はゆうくんの異変に気づいていた。
だけど、言わなかった。
君から言ってほしかったから。
coa.
coa.
そう明日も当たり前のように君に会えると思っていた。
プルルル、プルルル
coa.
如月ゆう
coa.
如月ゆう
coa.
君はそう言い、電話が切れた。
不思議に思ったけど、親から呼ばれ、後でかけ直そうと思っていた。
ゆうくん視点
如月ゆう
本当に学校は疲れる。
理由は、笑顔を作らないといけなくなってしまったからだ。
ゆうさんは、生まれつき、無表情だった。
そのせいで、まわりからいじめられたり、怖がられたり、ゆうさんの回りから誰もいなくなった。
だけど、ある日
coa.
誰がゆうさんに話しかけてくれた。
それが、こえくんだった。
嬉しかった。
だけど、すぐ嫌われると思っていた。
coa.
如月ゆう
如月ゆう
無理やり笑顔を作った
coa.
変だな。こんなゆうさんに話しかけて、誘ってくれるなんて。
でも、その時のゆうさんはおかしかった。
いつもじゃ普通の心臓の音。
だけど、今日はやけにうるさい
その時から、ゆうさんはこえくんと会うと、ドキドキしてしまった。
こんな感情ははじめてだった。
嬉しかった。
でも、作り笑顔だった。
心では楽しいと思っているのに
もう疲れてしまった。
笑顔を作ることも、"生きる"ことも。
もう死のうと思った。
だけど、怖くて、苦しみながら死にたくはないと思ってい、薬で死のうと思った。
如月ゆう
プルルル、プルルル
静かな部屋に電話の音が響き渡る。
coa.
如月ゆう
やっぱり、最後だから、涙が出てきた。
如月ゆう
最後のお別れをして、薬を口の中に入れた。
如月ゆう
それからゆうさんは、もう目が覚めない眠りについてしまった。