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「ん……はぁ…ぁん…中…出してっ!!」
「え?マジ?あっ…いーの?んっ……も、もう無理っ!!」
玲夜先輩
久玲愛
いつからだろう。
私の中の歯車が狂いだしたのは
ただ……ただ……
彼が好きだっただけなのに
普通に手を繋いで、キスして、抱きしめ合って……
そんな普通な事を普通にしたかっただけなのに。この世は終わってる。正直者が馬鹿を見るんだ。そうよ。騙されるくらいなら騙すの。恋愛感情なんて男には必要の無い物だから。そう…誓ってひっそりと感情を消したのは
確かアレは…私が中学2年の秋の夜の事でした
私が初めて好きになったのはひとつ上の先輩、玲夜先輩だった。
玲夜先輩
久玲愛
玲夜先輩
久玲愛
玲夜先輩
小学校の時から帰る方向が同じで…話はした事があまり無かったけれど。よく一緒に帰っていました
たまたま帰宅時間が同じタイミングで先輩から声をかけられ一緒に帰る事を提案されたのがきっかけでした
私たちの他は誰もいない、街灯だけが照らす薄暗い夜道を2人で。お互いの学級の話とか…彼女欲しいとか彼氏欲しいとか…色んな話をしながら。帰ったんだ
楽しい時間ってゆーのはあっとゆう間でさ先輩が私の家まで送ってくれたんだ。先輩の着いたよって一言に私は我に返る。
玲夜「ぁ、そーだ!聞き忘れるとこだった!連絡先聞いてもいー?」
これが。忘れもしない。私の泥沼人生の始まりだった。
玲夜先輩
通話
03:04:00
久玲愛
通話
01:28:13
それからというもの。私達は毎日連絡を取り合っていた。ある日。運命が動き出そうとしていた。
玲夜先輩
久玲愛
玲夜先輩
久玲愛
久玲愛
玲夜先輩
久玲愛
玲夜先輩
久玲愛
《ピロンッ》ふと、通知に目を向けると。それは友達追加の通知だった。全く身に覚えの無い名前でした。
久玲愛「ともき…?」
不思議に思っているうちに智紀さんからのチャットが入っていた。
智紀
智紀
智紀
まって。誰も連絡先教えていいなんて言ってないのに…。と傷付く気持ちと裏腹に大人の友達に興味が湧いていったのでした、確か同級生に大人と絡んでる女の子が居た。中学生の私達からしたら、それはとてつもないブランドでした。下心が湧き上がる。そしてトークへと指を進めたのでした。
久玲愛
智紀
智紀
久玲愛
智紀
智紀
玲夜先輩の個人チャット
久玲愛
玲夜先輩
玲夜先輩
久玲愛
玲夜先輩
久玲愛
玲夜先輩
久玲愛
そして。私は。クラスで唯一の友達。絵美莉のトークへと指を運んだ
久玲愛
絵美莉
絵美莉
久玲愛
絵美莉
久玲愛
絵美莉
久玲愛
絵美莉
久玲愛
絵美莉
久玲愛
後日…智紀さんから電話がきて遊べます…と返事をして会うことが決まった
智紀
通話
59:57
初めての大人の男性に緊張しつつもワクワクした
智紀
久玲愛
智紀
久玲愛
そして、この日の夜は初めて親に反抗した日でした。親が寝静まった頃を見計らって私は外へ飛び出した