クロム
スタート
ナルコス
ナツ
…「腹に穴空いてる」
クロム
…ナツ
クロム
君なら避けれたはずだけど、
ナツ
…何…でだ…と…思…う、?
クロム
…さぁ、?
ナツ
さっ…きタヒ…に…た…い…て
クロム
…
クロム
そっか、
クロム
…タヒぬのは怖く無い、の?
ナツ
知っ…て、る?
ナツ
人、は…タヒ…ぬ。時、が…一…番…気持ち…い、い…ん…だ、よ
クロム
それだけじゃ
ナツ
言っ、た…で、しょ…?
クロム
あ、
ユキ
…
ユキ
ナツ様、?
クロム
…
ナツ
あぁ,そうい…え…ば…言って…なか…た…ね
ナツ
あ、りが、とう
クロム
…「やっぱりか、」
ユキ
…やっぱり…さ
ユキ
…ナツ…様
ユキ
…
ユキ
"気づいていたんですか?"
ナツ
う、ん
ユキ
…そうですか、
ユキ
いつからですか?
ナツ
最初…から
ユキ
、
ナツ
違…和…感…は…あっ…たん…だ
ナツ
最…初…から
ユキ
…
ナツ
「血が出る」
ユキ
…クロムさん
クロム
…
ユキ
ナツ様を…回復…しては…駄目ですか?
クロム
…ごめんね
クロム
ユキだって分かってると思うけどさ
クロム
そもそもナツはもう助からないし
クロム
死者を作る世界て
ユキ
でもっ!
ユキ
…何故か,嫌なんですよ、
ユキ
ナツ様がこの世から居なくなるのが…
ユキ
何故か,自然と,涙が出て来るんです、
ユキ
多分,きっと
ユキ
ナツ様が居なくなるのが嫌なんです、
ユキ
…助からなくても良いです
ユキ
"回復“しても宜しいですか?
クロム
…
クロム
いいよ
クロム
…
ユキ
ヒース
クロム
「人ってこんなに…優しい生き物だったけな、」
ユキ
「よし!傷は何とか埋まりそうです!」
ナツ
…ユキ
ユキ
?
ナツ
何…で
ユキ
…
ユキ
貴方は最初見ず知らずの私を迎え入れてくれましたし
ユキ
貴方は私の事を"化け物"のように見なかったです
ナツ
…
ユキ
私、
ユキ
元々あまり魔法得意じゃなかったんですよ?
ユキ
でも
ユキ
貴方が居たから私はココに居ます
ユキ
私は貴方の使用人になる為に生まれたのですから
ナツ
…
ユキ
ニコッ…
ナツ
ユキ
ユキ
何ですか?
ナツ
…
ありがとう
ユキ
…、!
クロム
…良くここまで耐えれたな,
クロム
…安らかに眠って良いよ
クロム
眠いでしょ?
ナツ
…うん…
ユキ
ナツ様、?
ナツ
ニコッ
ユキ
…!
ナツ
「目を閉じる」
ナツ
「何かが抜ける」
クロム
「多分…ナツが殺した人の怨念的な魔力だろうね…アレは…」
クロム
「日に日に殺気が強まって流石に気づいてたけどさ,」
クロム
…
ユキ
…え、?
クロム
…ごめんねユキ
クロム
まぁうん
クロム
多分この運命は避けられなかったんじゃ無いかな、でも
ユキ
良いです
クロム
…
ユキ
分かったから
ユキ
私…
ユキ
ナツ様で,ちゃんと使えてたんだなって、!
クロム
「そう言う意味じゃ無いと思うけど…」
ユキ
ポロポロ
クロム
「まぁ本人が嬉しいなら良いかな」
クロム
はぁたく
ユキ
?
クロム
ポンッ「ユキの頭を撫でる」
ユキ
…
次回最終話 夏と冬