涙。【完】

私の本名は 赤羽 希亜

私は幼い頃両親に捨てられた。

ので、遠く離れた街の家に預けられた。

その家には年下の女の子がいた。

私に妹ができるらしい。

当然血は繋がっていない。

でも、裕福な家庭ではなかった。

だから、中学のころからアルバイトを始めた。

見たことも無い

人、家、

でも、すぐに馴染むことができた

どうやら年下の女の子の名前は

季依と言うらしい

本当の親に付けられた名前。

羨ましく感じた

季依は私のことを本当の姉だと思っているらしい。

季依は泣き虫で、我慢強くて、

とてもいい子だと思った

そしてこの家に住んでから3年が経った頃＿

謎の男が現れた

黒川イザナと言う男。

悪い気はしなかった

入ってみようと思った

自分の輝ける場所なのではないかと思った

突然親を殺せと言われた

でも本当の親なんていない

それでも引き受けてしまった

天竺に入りたくて嘘をついてしまった

偶然季依は塾でいなかった

ｸﾞｻｯ

私は季依の母を殺してしまった

でも、初めてヒトを殺したとき、

何も思わなかった

天竺に入る第一歩。

私は天竺に入ることができた。

.............ところがある日

両親がいないというのがバレて

全て嘘だったことがバレてしまった。

天竺に嘘は禁物だったから

死なないといけなかつた

でも、死ぬのは怖かった

だから、代わりに

イザナの奴隷になることにした