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香菜

いつも、周りと比べらえて

香菜

自分が下に見られる

香菜

もう嫌だな

サナ

ねえ、

香菜

わ、わたし?

サナ

なんか悩んでない

香菜

なんで分かるの

サナ

私には分かる

香菜

アッソ

サナ

もー心配してんの

サナ

人間関係でしょ

香菜

は、!?

香菜

なんで?分かるの

サナ

ねえ、あなたの願いは?

香菜

、、、

私はとっさに答えた

香菜

一人になりたい

サナ

いいでしょう

サナ

このボタンを押してみて

香菜

うん

ポチッ

香菜

はっ、、、

香菜

あれ?誰もいない

香菜

本当にひとりになれたの!

香菜

やった

楽しかった

私、最初からこれで良かったな

お母さん

香菜

香菜

お母さん!!

香菜

生きていたの
あのときは、ごめんなさい

お母さん

香菜、、。

お母さん

なんで此処にいるの?

香菜

なんでって?

お母さん

此処は、死の世界

香菜

え?!

お母さん

貴方なら、やり直せる

お母さん

戻って!

香菜

ううん

香菜

生きる意味ないから

お母さん

なんで?

お母さん

香菜!
人間には命があって

お母さん

宿命があるの

香菜

宿命、、

お母さん

あなたの宿命は、幸せになること

お母さん

お母さんの分も

お母さん

幸せになって!

香菜

ごめんなさい!

香菜

私には、、、無理なの

お母さん

そんな事ない

香菜

なんでそんな事が言えるの

香菜

私の気持ちなんてわかんないくせに

続く

もしも世界が自分だけだったら

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