白猪 琥珀
俺が家の中に入ろうとした時
建物が崩壊した
白猪 琥珀
8歳の弟
8歳の妹
3歳の弟
白猪 琥珀
俺は、妹達を抱き締めた
俺以外のみんなが泣いていた、俺の服を握ったり、俺の胸に顔を埋めたりしてずっと泣いていた 俺は泣くのを抑えていた
遅れて救急車と消防車が駆け付けた時に、俺は1番小さい子をおんぶ紐で固定して妹と弟を抱えた
数時間してやっと火が消えた 身体中を火傷した管理人が救急車で運ばれ、俺達みんなも付き添いとして乗った
白猪 琥珀
3歳の弟
8歳の弟
8歳の妹
白猪 琥珀
俺は皆を寝かし付けたあと 少し泣いた
考える事が沢山あった 住むところもなくて、食べれる物もない、水は公園で調達できると思うけど、他にも妹達を養う為に考えることが沢山あった
そうこう考えている間に、先生が 俺を呼んだ
先生
白猪 琥珀
先生
白猪 琥珀
先生
白猪 琥珀
先生
白猪 琥珀
先生
医者が出ていって数分
白猪 琥珀
また、考える事が増えて、俺の頭はパンクしそうだった
俺は考える事が多過ぎて1時間くらい気を失った
白猪 琥珀
俺は起きてまた考えた
白猪 琥珀
病院に居るからかついそんな事を考えてしまった
俺は火事の起こった時1番初めにする事は何かをかんがえた時、罹災証明書のことを思い出した
罹災証明書とは火事が発生した時に発行する物で、火災の場合は消防署で手続きを行います。 罹災証明書に書かれた被害の大きさによって保険金や補助金も 変わります。
白猪 琥珀
俺はやることを整理して先生のところに行って、やる事をやって戻ってくるからと言って妹達を預かってもらった
俺は罹災証明書などをこと細かく書いて申請した、無事通ったらしく保険金や補助金をもらった
受け取った額は約千1500万円 程だった
白猪 琥珀
こんな感じでできる事をやった
白猪 琥珀
8歳の弟
8歳の妹
3歳の弟
白猪 琥珀
8歳の弟
8歳の妹
白猪 琥珀
3歳の弟
白猪 琥珀
8歳の弟
8歳の妹
3歳の弟
白猪 琥珀
俺は年齢を19歳と偽って掛け持ち バイトを始めた 学校もろくに行かず、バイトと弟達の事だけを考えて、家事もバイトもこなした
疲れる事もあったし、苦しい事もあったけど、弟と妹はもう小学二年生 生活も少しして落ち着いてきていた
久々に学校へ行った時、血死神と 言うチームが出来た 集会にはちゃんと行ったし、抗争もたまに出るようにしていた
小学六年生に上がると色々と落ち着いて行って、シフトもどうにか空けたりして妹達と遊んだり勉強を見たりして居るうちに、ゆっくりと大人しい性格へと変わっていった
琥珀編 END