/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
nmmn skfn様注意 BL注意 茈桃
ワンクッション
体育館の心当たり
それはまぁ…、普段はほぼ使われてない放送機
でっかい機械とマイクが無駄に場所を取ってるって嫌われてる
でもそれは…、町中のあらゆるスピーカーから音を出せる…、なんだかんだ有能なやつ
使う機会ないから意味ないんだけどね？
こんなときになってようやく使える日が来たんだ
桃
ステージ上…、よく見えない…
犯人2
3人ぐらいいるな…、、1人縛られてる？
犯人1
茈
茈じゃん、ｯｯ…‼︎
茈
茈も俺の姿を見て、来るなと言いたげに首を横に振った
放送機は…、あった
ちょうど茈の真後ろだ
桃
なんで犯人グループたちの目の前なんだよｯ‼︎
なにか気引ける方法……
桃
桃
茈に危険がないぐらいに…、って伝える余裕はないか
茈
犯人1
茈
犯人1
茈
犯人1
犯人1
茈
言わんこっちゃない"ｯｯ…
助けに行く？でも……
犯人1
桃
今飛び出すな、行っても無駄だ
俺まで見つかったら茈は確実に死ぬから…
茈
犯人1
茈
あとちょっと、あとちょっとだけ犯人が離れてくれれば…
茈
茈
その視線が意味のあるものかなんてわからない
今飛び出すべきじゃないこともわかってる
正しい判断じゃないことも
桃
あまりの痛さに視界が真っ白に弾け飛んだ
桃が安全にあの装置にたどり着くまで俺は気を引いていなきゃいけない
なのに桃の方を見てしまった
痛くてしんどくて、もう助けてって言いたかった
ﾀｯﾀﾀﾀｯ、
桃
茈
桃
犯人2
茈
桃
茈
俺はあの装置に手を伸ばして、…マイクをつけた
茈
桃は声が出ない、俺が連絡……
しな、、いと……、。
あたま、ｯまっしろで……、意識が…
桃
茈…、ｯ‼︎
……ダメ、もう気絶しかけで声が出る状況なんかじゃない
犯人2
桃
桃
声、出さなきゃ…助けてって言わないと
もう甘えてばっかじゃいけないってずっと前からわかってただろ…、？
『声キモｯｯ…w』
『しゃべんなきゃいい子なのにね、w』
『だからｯ‼︎黙っとけって‼︎』
嫌でも体は震えるし、喉がつまる
でもそれ以上に大切な人を失いたくないから
この声で届ける
桃
桃
今、この瞬間
大切な人を守ったこの声を好きだと言える
コメント
4件
LANLANｯ…!!よくやったｯ…!!
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ