テラーノベル
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ケンザク
シリュウガエル
爆弾野郎
シリュウガエル
配置についた
義兄弟チーム 外野 ザーゲン 内野 シリュウガエル ガスティ
自警団チーム 外野 爆弾野郎 内野 ケンザク
ケンザク
シリュウガエル
ケンザク
ガスティ
ケンザク
試合開始
ケンザク
ケンザクがボールを投げる。 だがそのボールが2人を捉えることはなかった。
爆弾野郎
シリュウガエル
ガスティ
爆弾野郎
シリュウガエル
バシュッ
投げ込まれたボール だがシリュウガエルはなんとかキャッチした。
シリュウガエル
ガスティ
ザーゲン
シリュウガエル
爆弾野郎
チュドーン
シリュウガエル
爆弾野郎
ガスティ
爆弾野郎
ザーゲン
爆弾野郎
ガスティ
爆弾野郎
ボールをずっと隠し持っていた爆弾野郎。 そのボールは、ガスティのスネ目掛けて飛んでいった。
ケンザク
ケンザク
ガスティ
ケンザク
ザーゲン
シリュウガエル
爆弾野郎
ガスティは飛んだ。 宙を舞った。
宙を舞ったこと自体、特段驚くことでもない。 あくまで回避手段のうちの一つなのだから。
ただ、ガスティは あまりに変な体制で宙を舞った。
おそらく、地球上に住む8割の人は、 人生の中で一回もしないであろうポーズで 飛んでいたのだ。
その場にいた人達は皆、同じ単語を発していた。
ガスティ以外
ガスティ
ボールはガスティの真下を通過し、 内野にいるケンザクの元へ飛んでいった
ケンザク
だがケンザクは、さっきの状況に呆然し、飛んできたボールをキャッチする事ができなかった。
ザーゲン
ケンザク
アウトにはならなかったものの、 代わりにガスティのメンタルが擦り減っていった。
ザーゲン
ケンザク目掛けてボールが飛ぶ
ケンザク
ケンザクは身を屈んだ。 ボールはケンザクの頭上を通過した。
ザーゲン
ガスティ
義兄貴は拗ねていた。
ザーゲン
ボフゥ(ボールが当たる音)
ガスティ
ボールはガスティの鳩尾を捉えていた
ガスティ
その場でガスティは倒れ伏し、悶絶していた。
ザーゲン
爆弾野郎
シリュウガエル
ケンザク
シリュウガエル
シリュウガエルはトボトボと外野の方へ向かった
ケンザク
そして、ボールは気の向くまま転がり、 ケンザクのいるフィールドに流れていた。
ケンザク
ガスティ
ケンザク
爆弾野郎
ザーゲン
技名と共に投げられたボール、 それは確実にガスティの胴へ向かって行った。
ガスティ
ガスティ
ガスティは、ケンザクから見て右側に、 ほんの少し移動した。
だが、今の移動でボールの射程外に逃れる事はできなかった
ドォッ
低い音が辺りに鳴り響いた。 ガスティ アウト
ケンザク
シリュウガエル
ザーゲン
爆弾野郎
ガスティに当てられたボール だが、ボールが反動で転がる事はなかった。
まるで壁へ向かって正面からぶつかった車のように、 当てられたその場で停止していた。
ガスティ
爆弾野郎
なんと、当てられたボールは ガスティの額のツノに突き刺さっていた。
つまり
シリュウガエル
ケンザク
ザーゲン
爆弾野郎
ガスティ
ケンザク
シリュウガエル
ザーゲン
ガスティ
爆弾野郎
ケンザク
ザーゲン
ガスティ
ボール交換
ガスティ
ボールを投げまくる義兄弟チーム 内野にいたケンザクは避けるしかなかった。
ケンザク
ケンザク
ザーゲン
シリュウガエル
ケンザク
爆弾野郎
ケンザク
爆弾野郎は暇すぎて寝ていた。
ガスティ
凄まじいがなり声と共に、 ボールが投げられた。
そのボールは、ケンザクの身体に直撃した。
ケンザク
ザーゲン
結果 義兄弟チームの勝利
シリュウガエル
ケンザク
へたり込むケンザク そして義兄弟は体育館を後にしようとした。
プルルルルルルル
すると、勝利のゴングを鳴らすかのように、携帯電話の着信音が鳴った。
ガスティ
音の主は、爆弾野郎の携帯だ。
爆弾野郎
シリュウガエル
ガスティ
爆弾野郎のポケットから携帯を出す。 画面には「レイジ」という文字が見えた。
ガスティ
レイジ
知ってる人の怒鳴り声が聞こえた
ガスティ
レイジ
ガスティ
レイジ
ガスティ
ピッ
ガスティ
ザーゲン
シリュウガエル
こうして、うるさすぎるドッジボールは終わった。
コメント
5件
禁断の果実って何?
禁断の果実ポイズンボールフルーツ ネーミングセンス良いな(?)