蘭
なにこれ。うそ....
紫桜の身体には無数の切り傷や痣
根**性焼きの跡があった
蘭
......全部、新しい...
その白い肌に与えられた傷跡を
指を這わせれば凸凹としていて
ときよりカサカサと言う感覚があった。
瘡蓋だ。ここ2週間程でついた傷だろう
蘭
...........紫桜、？
幸い胸元の傷は表面が傷付いただけで
少量の出血で済んだようだ。
紫桜
ｽｩ....ｽｩ......
蘭
...............ごめんな、、
蘭
全部俺のせいだ....。気負わせてごめん
蘭
ピアス.........13個、自**傷じゃん、。
蘭
...........ごめん、。
蘭は優しく紫桜の額を撫で
その後静かに頭にキスをした。
蘭
ｯ.....なくな、なくな゛...
天を仰ぐように上を見て
頬を引っ掻くように顔を抑える。
その蘭の瞳は今にも零れそうな大きな雫が
溢れていた
蘭
......ｯ結局何も守れない
蘭
俺には何も守れない、....家族すら、
竜胆
はあｯｯはｯ......はぁあｯ......ふ〜〜、
蘭
り、んど、紫桜、しおのからだが
竜胆
え、？
竜胆
！！うそ....
竜胆
てか、春、また吐いた？大丈夫なの？
蘭
ｺｸｺｸ......呼吸も全部安定してる、
竜胆
ん、よかった、
蘭
、
竜胆
兄貴......大丈夫だよ、。兄貴1人のせいじゃない、春も、俺もらも、皆が悪かった......我慢させすぎちゃったね
蘭
でも
竜胆
良いんだよ、兄貴、1人で背負わないで....。
蘭
...........
紫桜
......ん゛あ゛〜ふぁぁあ....ﾊﾟﾁｯ
竜胆
起きたの、
紫桜
....！！((布団をかける
紫桜
（見られた、竜胆にも見られた.....）
蘭
何も聞かないから、はなさせて、
紫桜
......
蘭
俺の事嫌いでもいいし、もう口聞かなくてもいいからさ...........しぬのだけはやめてくれ、。おねがい......おねがいだから、
涙ぐんだ声でそう言って
深く深く.....頭を下げた
紫桜
...............
紫桜
別に、死にたかったわけじゃない。ママに嫌われたと思ったから死ねばいいと思っただけ。そうじゃないなら死ぬ理由は無い
蘭
......そっか、
紫桜
頭上げれば、うざいから、
蘭
ん、....
竜胆
......紫桜、
紫桜
......何、
竜胆
否定されても、俺らは皆、紫桜の事ちゃんと愛してるから、忘れないで。
紫桜
...........
紫桜
ママ以外どうでもいいよ....
竜胆
そう、だね
紫桜
もう、俺からママをとらないで、。とらないで.....ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
蘭
うん、
紫桜
ママがいないといやなの......ｸﾞｽｯ...((抱き寄せる
春千夜
ｽｩ....ｽｩ...........
紫桜
おれのだもん.....ぉれのままだよ....ｸﾞｽｯﾋｯｸ
竜胆
紫桜、
蘭
わかった、わかったよ...........
紫桜
ｷﾞｭｳｳｳ......
春千夜
んぅ......
紫桜
まぁまｯ......まぁまあ....ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
蘭
（まだ子供.........ママである春が大切なのはわかってたのに、）
春千夜
......ﾊﾟﾁ
紫桜
ままｯ......ｸﾞｽｯまあま......ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
春千夜
...........どぅ、して.....なぃて、る、の？((頬に手を当てる
竜胆
！
蘭
！！
紫桜
！ママ......、
春千夜
......ｷﾞｭ..........ぽ〜んぽん.....((背中を撫でる
紫桜
！
春千夜
なかな、ぃで、....ね、ぽん、ぽん....
紫桜
......ｸｽﾝ
春千夜
くふｯ....
紫桜
！......ｷﾞｭ
春千夜
ふふ...........、あぃして、る...ょ
紫桜
おれもあいしてる、ｸｽﾝ
春千夜
......((蘭に手を伸ばす
蘭
！......ｷﾞｭ..
春千夜
..........ふ〜、はぁ...、はあ.....
紫桜
ママ、？
蘭
春、どした？苦しい？
春千夜
はあ......ｯはぁ...はあｯはｯｯ.....
竜胆
、熱だ
紫桜
！((額に手を当てる
紫桜
、？あつくない、
蘭
貧血だから、
紫桜
...........ｺｸﾝ
春千夜
はｯはあｯｯ.....
紫桜
だいじょぶだよ......まま、。ｽﾘｽﾘ...
竜胆
......((氷枕を入れる
紫桜
......((寝かせる
紫桜
、、ぱぱ
蘭
！なあに、....
紫桜
................
紫桜
.........ﾍﾟｺ
蘭
！
竜胆
......((紫桜の頭を撫でる
紫桜
はんせいはしてない......
蘭
....うん、ありがと、。
紫桜
......ｷﾞｭ
春千夜
......ｯはあ....ふ、はふ.....
紫桜
大丈夫、大丈夫......
蘭
学校で殴られたって、聞いたけど..........ほんと？
紫桜
................
紫桜
俺のせいでもあるけど.....ｺｸﾝ
蘭
そっか
蘭
頭痛いのもう平気？
紫桜
ｺｸ...........
紫桜
あの、さ
蘭
？
紫桜
どうして、さっき......ママが死んでも俺は死なせないって言ったの、パ、お、お前はママ1番なくせに
蘭
....春が頑張って産んだ、俺らの子だからだよ。皆で育てた紫桜だから。
紫桜
、わかんない
蘭
紫桜がパパを嫌いでも、俺は紫桜の事愛してるし......ママの事は、本当に愛してるけど、命を優先させるのは紫桜かな。まだ子供で、これからもっと楽しいこともあるだろうし......((春千夜の頬に触れる
春千夜
んうｯ.....はｯ......はぁはあｯ....はふｯ...
蘭
まぁ、ママが居なかったら紫桜は生きる意味すら見いだせないのかなとは思ってるけど。死なせないよ
紫桜
...........
ココ
大丈夫か？
紫桜
！...........
竜胆
ん、春熱出ちゃったけど、とりあえず2人とも無事
ココ
良かった..........
ココ
ごめんな、紫桜......((抱きしめる
紫桜
！......
ココ
ごめん....
紫桜
.....((首を振る
蘭
......((手を繋ぐ
春千夜
はあｯ......ﾊﾟﾁ
蘭
！おはよ、苦しい？大丈夫？
春千夜
はぁｯはｯｯ.....
蘭
苦しいね、
紫桜
ママ.....
春千夜
......ぅう゛ｯ....((頭を抑える
春千夜
ｼﾞﾀﾊﾞﾀｯ....
紫桜
......((足を抑える
蘭
！頭痛いのね、春ちゃん暴れちゃだめだよ、
ココ
頭痛薬、......((棚を開ける
ココ
これ飲めるやつか、？
蘭
ん、大丈夫。ありがと
春千夜
いだぃ゛......
蘭
春ちゃんお口開けて....
春千夜
ぅう......あぅ((開
蘭
......よし、ほらごっくん、
春千夜
......ｺﾞｸﾝ
蘭
上手、偉いね....
紫桜
.........((お腹に顔を埋める
春千夜
んう゛...？
紫桜
......
春千夜
......((頭を撫でる
紫桜
......へへ...
竜胆
（こうやって笑うの久しぶりだな、）
春千夜
......ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
紫桜
♡
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