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2．嘘に気がついた日
嘘に気がついたのは1週間前
その日はみんな俺の家で泊まりに来ていた日
俺は君の嘘を知った
桃
ほとけっち~
水
ん~！なに？
桃
編集大丈夫？手伝おうか？
なんて言っても
水
大丈夫！もう終わるし！
水
ないちゃんの方が仕事とかある
からそっち優先して！
からそっち優先して！
桃
あ、うん、ありがと
なんていつも返ってくる
他にも
桃
ｶﾞﾁｬ、ほとけっち？
水
ｸﾞｽｯ…ん？ﾆｺ
桃
…大丈夫？
桃
なんかあったら聞くよ
水
大丈夫！眠かっただけ！
桃
そ、そっか、
なんて言って隠してくる
優しすぎるんだよなぁ…
いつも明るくムードメーカーしてるけど、本当は周りを心配してる
気づかれないと思ってるのかな？
その"嘘" 全部知ってるけどね
水
あれ…ないちゃんおはよ！
桃
おはよ~
水
起きるの早いね
桃
仕事の癖かな~？
水
もうっ…ちゃんと寝なきゃ！
桃
え？ちょっ…
水
はい！おやすみ~
桃
え~、、おやすみ
あんな笑顔の裏では泣いてる事とか 悩みを言えないで一人で頑張ってる事とか、見たら分かる
俺も少しそうなった時期があったから
そんなほとけっちが心配で
いつも目に追ってしまったりした事もある
水
ｽｰｽｰ……
桃
……
何も言わずにいむの髪を撫でてみた
ちゃんとここにいるんだなって
水
ん、んぅ…
我慢しなくていいのに
俺は嘘を知ってる
どこまでが嘘なのか分からないけど
だから頼ってあとは…
桃
たまには頼らせてね、
.Next 嘘の世界と
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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