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桜が散る春。
私は新学年の新学期を迎えていた。
綾
毎年桜が穏やかに散る光景を見ると、 懐かしく思えてくる。
芽衣
綾
突然、肩を叩かれた。
芽衣
綾
芽衣
芽衣
綾
___中学一年生になって出来た友達。
桜樹芽衣(さくらぎ めい)。 いつも元気でクラスの中心人物だ。
でも少し、悪口や陰口が多い気がする。
芽衣
綾
芽衣
綾
階段を上るとクラス発表名簿が張り出されていた。
辺り一面ざわめき、色々な声が聞こえてくる。
芽衣
綾
芽衣
綾
芽衣
綾
芽衣
綾
私はぎこちない笑みを浮かべた。
紗良
芽衣
紗良
芽衣
紗良
紗良
綾
澤井紗良(さわい さら)はこちらを向いて、その一言を向けた。
綾
ちゃんと笑っていたが、何か違う気がした。
あれから簡単な授業をして、 放課後を迎えた。
芽衣と紗良が居たから何とかクラスに馴染めたが、居なくなったらどうだろう。
綾
綾
芽衣
と、考えて居れば本人から声をかけられた。
綾
芽衣
綾
これまた、1年の時、芽衣と帰っていた。
その中に、紗良は居なかった。
2人だけで、帰ってたけど、
紗良が来てから何かが変わった。
綾
そそくさと支度の準備を終え、教室を出た。
教師
綾
教師
教師
綾
教師
綾
綾
スマートフォンを手に取り、 待たせてしまっている2人に連絡した。
綾
綾
綾
綾
見てしまったのだ。
その、現場を。
綾
綾
綾
その荷物を乱暴に振り、 そそくさと屋上へと駆け出した。