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月 島 side ．
少 し 前 の 時 刻 の 亊 。
月 島
目 が 覚 め る と 、 そ こ は 見 慣 れ な い 景 色 で 。
辺 り を 軽 く 見 渡 せ ば 、 な ん と な く 此 処 が 病 院 だ と い う 亊 は 解 っ た 。
だ が 、 そ れ 以 上 に 。
頭 の 中 か ら 何 か 大 切 な も の が 抜 け 落 ち た よ う な 、 変 な 感 覚 。
ま る で 大 亊 な 人 を 亡 く し た よ う な 気 持 ち で い た 自 分 に 首 を 傾 げ た 。
ガララッ
扉 が 開 く 音 が 響 い て 、 少 し の 真 実 を 知 る 迄 後 数 分 。
side 暗 転 ＿ ．
時 も 進 み ＿ ．
波 菜
無 駄 に 明 る く 栄 え る 夜 の 街 の 中 。
一向 に 収 ま ら な い 体 の 震 え に 耐 え か ね な が ら 、 星 の 無 い 暗 闇 の 空 を 見 上 げ た 。
波 菜
不 慮 の 事 故 だ っ た 。
だ が 、 そ の 所 為 で 私 と 蛍 裙 は 離 れ る 亊 に な っ た ん だ 。
私 を 守 っ た 所 為 だ っ た 。 そ の 所 為 で 蛍 裙 は 怪 我 を 負 っ て 、 記 憶 を 無 く し て し ま っ た ん だ 。
私 の 責 任 。
月 島
忘 れ ら れ る の も
今 の 私 の こ の ” 状 態 ” も
全 部 自 業 自 得 だ か ら 。
ＮＥＸＴ ✎ ＿＿ ♡ × 2 0 0
コメント
4件
……まじリアルで泣きそうなんですが…、、
切ない....😭
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