ユータ
モミさんってさ、よく普通っていうけれどさ、
ユータ
全然普通じゃないよね
モミ
自分の常識から外れているから普通じゃないと思うだけです
モミ
私の中では普通ということ
ユータ
世の中一般の常識じゃないとしても?
モミ
私の普通は常識ではありませんから
モミ
常識であるから正しいということでもありません
ユータ
常識は安心感があるからなぁ
モミ
そう、つい正しいと思ってしまうのです
モミ
その常識が正しいかどうか考えずに
ユータ
そういう部分はあるよね
ユータ
無意識に受けいれてしまっている
モミ
そう、自分にとって正しいことかどうか判断することが大事です
モミ
それが普通ということ
ユータ
普通ってどういうこと?
モミ
何かしらの道理が通っているということですね
モミ
普通じゃないものは何かが間違っています
モミ
これは感覚的なことですが
ユータ
経験則?
モミ
そうですね
モミ
違和感のようなものが感じられることがあります
モミ
そして、それは常識という枠で囲われていることが往々にしてあります
ユータ
それで?
モミ
隙間が空いていたり、枠が壊れていることがあるのです
ユータ
どういうこと?
モミ
枠で覆われた牧場のようなイメージ
ユータ
なるほど
ユータ
牧場を覆う枠に欠陥を見つけるわけだ
モミ
その通りです
モミ
よくあるのはその部分を指摘しても、受けいれられないこと
ユータ
間違っているのに?
モミ
そうです、枠が壊れていても、まだ実害がないとか
モミ
将来的に考えられないのです
モミ
別に今の話をしているわけではないのに
ユータ
あぁ、これまでは大丈夫だったと
モミ
そう、それが常識です
モミ
まぁ、よくあることです
モミ
重要なのは自分の中で筋が通っていること
ユータ
自己都合だ
モミ
そうとも言います
モミ
他人に迷惑をかけなければ
モミ
そして、他人に意見を押しつけなければそれで構いません