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翌朝 、いつもより 緊張しながら 教室に入ったけれど
特別 、昨日までと変わったことはなかった 。
クラスメイトたちは 、 誰も こさめが教室に 入ってきたことに対して 目も触れないし
各々 、友達と盛り上がっている 雑談を止めることは無い 。
いつもと同じ 、 ぼっちで影の薄いこさめの日常が 変わらず続いていた 。
なつくんたちも いつもと変わらず 同じように 、ドア付近に集まる 一軍グループの中にいた 。
こちらには一切 関わってくることはなく 、 ただただ友達と楽しそうに笑っている 。
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自分の席から なつくんたちのグループの会話の内容に 聞き耳を立ててみたけど
取り敢えずは 、 こさめの話をしている様子は 伺えない 。
いまはSNSに投稿するための 動画撮影に 、なつくんが 参加するしないの話をしているようだった 。
渋るなつくんを らんくんが頑張って説得しようとしている 。
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不意に 吐き捨てるように なつくんが発した言葉に こさめは思わず びくっ としてしまった 。
__ 気持ち悪い
本気で嫌悪が滲んでいるのを 感じたその言葉は なんだか
こさめに向けられたような気がして 。
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なんだそれ 、と らんくんたちは 軽く笑って その話題は そこで終わったようだった 。
けれど 、こさめの脳裏には なつくんの言葉が 張り付いて消えなかった 。
『 全員消えればいいのに 』
不意によみがえってきた 、 昨日の冷たい言葉と一緒に 。
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放課後 、 昨日言われたとおりに 空き教室へと行ってみると 既にそこにはなつくんがいた 。
あのあと 、教室では なつくんに 話しかけられることも無く こさめの一日は いつも通りに 終わっていた 。
クラスメイトがこちらをみて こそこそと笑っているだとか
陰口を言われているような 気配もなかった 。
どうやら 、なつくんは 本当に今の所 、誰にも 言いふらしたりはしていないらしい 。
教卓前の机に寄りかかるように 立って 、スマホを弄っていたなつくんは こさめに気づくと 目線を上げて
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と 、口にした 。
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流石に説明もなにも なかったため 、こさめは慌てて なつくんの腕を引っ張った 。
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... カフェ ?
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戸惑うこさめにはお構い無しに さっさ と歩き出したなつくんの背中を こさめは慌てて追いかけた 。
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なんだそれ
本当に意味がわからない 。
行ってみたいカフェがあるなら らんくんとか 、他にももっと 仲のいい友達と行けばいいのに 。
その方がなつくんだって 楽しいはずなのに 。
心底困惑しながらも こさめに拒否権は無いので 大人しくなつくんについて行く 。
それからというもの 、 カフェに着くまで この冷たい空気が和むことは無かった 。
久しぶりに こんなに シーン いっぱい書きました ... 💭 いつも 多分 多くて3回くらいしか 場面の切り替わりないので 疲れましたね 、 笑
コメント
2件
やべぇ 、言葉が出ない ... ( 出てるけど ) 終わり方がくそ気になる終わり方なんだが ... 今回ので思ったけど, もしかして🍍さんてっ🦈くんの事 好き ... とか 、?そうだったら 最高すぎ ... (( そして ,毎回神作生み出せるの凄すぎでしょ 、この作品 マジで大好きなんだが ... 読み返してます 毎日一回は .. ((