/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
○○が病院に運ばれた
場地
先生…
場地
○○は？
医者
今はぐっすり眠っています
医者
ただ…
場地
ただ？
医者
ご飯を食べていないのか…
医者
かなり痩せているし
医者
身体中に複数の殴られた痕があります
医者
それに手首にも刃物で切った跡も…
場地
なんだって？
医者
命に別状はないので
医者
目を覚ませば退院して頂いて構いません
場地
ありがとうございます
医者
またなにかあればどうぞ
場地
はい
病室のベットの上で○○は眠っていた
○○
スー スー
眠っている○○の腕や体に大量の痣そして手首の切り傷を見る
場地
○○…
場地
気づいてやれなくてごめん
場地
…ん？
場地は机に置いてあるボイスレコーダーを見つけた
場地
なんだこれ？
そこには○○が今まで虐められてきた記録がされていた
場地
んだよこれ
場地
ここまでされてたのか？
場地
……ｸｿｯ
場地
味方って言いながら
場地
俺は何も出来てねーじゃねーか！
場地
○○…
場地
早く目ぇ覚ませよ
○○の夢の中
○○
お父さん…お母さん…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
○○
私を…1人に…しないでｸﾞｽｯ
○○
うわぁぁぁあ！（泣）
真一郎
○○！
○○
ｳｯ…真…一郎……ｸﾞｽｯ
真一郎
ｷﾞｭｰ
真一郎
泣くな
真一郎
これからは俺がお前を守るから！
○○
真一……郎 ﾋｸｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ピンポーン
真一郎
○○ー！
○○
どうしたの？真一郎
真一郎
ちょっとドライブ行こうぜ！
○○
いくいく！
真一郎
んじゃ俺の後ろ乗れ！
○○
わーい！
○○は真一郎の乗ってきたバイクの後ろに乗った
○○
風が気持ちいね！
真一郎
だろ！
真一郎
少しは気が紛れると思ってな！
○○
！
○○
(真一郎…)
○○
そこまで考えてくれてたんだ…)
○○
真一郎
真一郎
どうした？
○○
大好きだよ！
真一郎
おう！
真一郎
俺も好きだぞ！
○○
今日はありがとう！
真一郎
おう！
真一郎
また来るぜ！
○○
うん！
真一郎
じゃーな！
○○
またね！
これが真一郎との最後の会話
真一郎はその後信号無視のトラックにはねられ亡くなった
○○
(どうして神様は意地悪なのだろうか…)
○○
(大好きな両親…そして)
○○
(愛する真一郎までも奪っていく…)
○○
(私は…)
○○
…真一郎…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
マイキー
○○！
場地
○○！
○○
マイキー…に
○○
場…地…
○○
ごめん…マイキー…
○○
私のせいで…真一郎が…
マイキー
○○のせいじゃない！
マイキー
絶対に！
○○
でも！
場地
○○！
場地
あれは事故だ！
場地
お前のせいじゃない！
○○
でも…あの時…もう少しでも真一郎を引き止めとけば…事故には…
○○
両親も…真一郎も…いない
○○
私にはもう…生きる価値が…
マイキー
( '-' )ノ)`-')ﾊﾟﾁﾝ
マイキー
そんなこと言うな！
マイキー
兄貴が悲しむ！
○○
でも…もう私にはなにも…
場地
俺たちがいるだろ！
マイキー
そうだ！
マイキー
俺たちは○○を置いて死なないし
マイキー
何があっても○○の味方だ！
○○
…ほんと？
場地
あぁ…約束する！
マイキー
3人の約束だ！
○○
ありがとう…
○○
マイキー…場地
その一年後に○○はマイキーと付き合った
だが…
○○
何があっても味方って言ったじゃん！
○○
マイキーの嘘つき
○○
嘘つき…嘘つき
○○
嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき！
○○
……
○○
マイキーのせいじゃなくて
○○
私のせいなんだ…
○○
じゃあ…私が○ねば
○○
丸く収まる…
○○
ﾊﾟﾁｯ
場地
スー スー
ベットの脇には寝ている場地がいた
○○
場地
○○
迷惑かけてごめんね…
○○
あと…今までありがとう…
○○はひとつのメモを残し静かに病室を出た
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
