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先輩と後輩書いてみたかったんですよね~
桃赤、桃青です。 誤字があるかもしれません。
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レッツゴー
桜が咲き誇る春
先輩に恋をしたのは
入学したばかりの頃
優しくて紳士な先輩
絶対に好きにさせてみせると
気合いをいれたあの春
先輩が卒業するまでの1年間
ずっと先輩に尽くしてきた
休み時間は必ず会いに行ったし
赤
桃
赤
たくさんお話もした
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
遊びにも誘って
赤
桃
先輩好みに
髪型も私服も変えた
やれるだけのことは尽くした
桃
赤
毎朝必ず挨拶してくれたし
名前呼んでくれたし
時々だけど
桃
赤
可愛いって言ってくれたし
夏休みの部活中倒れたときも
桃
赤
桃
先輩が運んでくれて
本気で心配してくれたし
赤
桃
桃
机に落書きされてたときだって
一緒に机拭いてくれたし
叶うはずないけど、少し期待してた…
そしてあっという間に1年は経ち
卒業式
卒業式が終わると俺は先輩を呼び出した
赤
桃
桃
赤
桃
もうやめて、
最後まで期待しちゃうじゃん
先輩には彼女がいる
そんなこと、とっくに知ってた
先輩と付き合うことが無理だなんて
分かってた
それでも諦めきれなかった
でも、そろそろ疲れたし
諦める
最後に伝えようと思って先輩を呼び出したけど
優しい先輩のことだから
困っちゃうんだろうな
桃
赤
赤
赤
今にでも流れそうな涙を必死にこらえ
震える声を明るくして
こう伝えた
青
桃
赤
あぁ、何言ってんだろ…
後悔するってこと
分かってんのに
桃
桃
桃
赤
言えなかった
桃
彼女と並んで歩く先輩は笑顔で手を振ってくれた
「好き」だなんて伝えてたらこの笑顔は見られなかったかもしれない…
そう思うと先輩の笑顔が見られてよかったと少し気持ちが楽になる
俺も、先輩が見えなくなるまで手を振って
先輩が見えなくなってもしばらく手を振った
卒業式の時からずっと堪えていた涙が
一気に溢れ出てきた
分かってたのに、
最初からこうなることは分かってた
それでも涙はとまらない
こうして
最後までこの思いを伝えられなかった後悔がある中で
俺の初恋は静かに終わりを迎えた
end