太中小説！

ロッカー前・ニコライ視点

イヤホン型マイクを耳に装着。無言でスイッチON

＼カチッ／

スッとしゃがみ込んでロッカーの前にスタンバイ。顔は真剣そのもの

──そして、聞こえてくる。

そしてニコライはそっとメモを取り出す。

メモ： •中也の「やだ…っ」→5秒リピート価値あり •太宰の低音囁き→地獄への扉を開ける魔法 •中也の「おかしくなる…っ」→確実に録音保存（タグ：天使の声）

＼ピッ／ 🎧「んぁっ……ばか……ぁあッ……」→保存完了 🎧「お前だけだっ、僕の声、きかせんのはっ……」→永久保存

ロッカー内・中也

ロッカー外・ニコライ

そして…

ロッカー前・ニコライ視点（録音53分経過）

──ロッカーの中から、まだ聞こえる

──📓手元のメモがどんどん濃くなる。

メモ： •チャプター1：甘々Dキス（7分） •チャプター2：ロッカーINスタート（12分） •チャプター3：中也、崩壊（22分〜） •チャプター4：腰の限界（現在進行形）

──ふと、遠くから足音。

📱（録音中）

──そしてロッカーの中から最後の一撃

録音：1時間10分経過 場所：校舎裏の清掃用具ロッカー前（監視係・ニコライ）

──ロッカーの中からかすかに。

──📱スマホの画面に浮かぶ録音タイマー「01:12:05」

──遠くから、別の足音。

──ロッカーの中。

──立原、フリーズ

──録音：1時間18分経過 場所：校舎裏・清掃用具ロッカー前 人物：ニコライ（録音継続中）＋立原（目撃者）

ガチャ──（ロッカーの鍵をそっとかける）

──ロッカーの中から、再び声が漏れてくる

ロッカー内──

──そしてロッカーの外では。

🔥次回予告🔥 延長戦！！！