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6 - 大夢の過去

♥

175

2024年07月22日

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俺は、中学の頃、大好きだったあの子を亡くしてしまった

5年前の春、俺は中学1年生で初めて貴方に恋をした

初めて見た君はとても、まるで桜のように綺麗に舞っていた

高塚大夢

好きです!付き合ってください!

初めての告白はまるで夢みたいだった 自分から、勇気を出して告白をした降られるんじゃないかという気持ちで胸が高まっていた そしたら君は、

春桜

良いよ

この三文字が俺には、今年で一番嬉しいプレゼントだった

中学3年の冬になり、俺らは誓った

春桜

また、あの桜の木であのように出会えたら良いな、大夢と

高塚大夢

じゃあ約束しよ!卒業したら、あの桜の木の下でもう一度、告白する!

春桜

ふふっ!

春桜

約束ね!

卒業式前日、俺は、君の部屋にいた

君は、「明日卒業式だから~ってお祝いしよって」

俺はそんな君に、「明日で良くない?」と言った

でも、君は

春桜

今日したい気分なの!

君はケーキを買いに行った

しばらくして遅いなと思って 電話をかけたら、〇〇病院と書かれた電話が一件来た

もしかしてと思い、俺は、家から飛び出して、今にでも重たい足を上げ死ぬ気で走った

そしたら君は、優しく俺を見つめるような冷たくなった顔で、10:27分あの世に行ってしまった

残された手紙には、暖かい言葉と文字で、

『大夢ありがとう。』

という悲しい文字だけど、優しく暖かい目をして言ったその言葉だけが夢でもずっと言っていた

俺はそんな君に

高塚大夢

ありがとう

と、あの日と同じ桜が舞っている碧い空を見ながら君と卒業式を迎えた

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー

めちゃ続き楽しみです!!待ってまーす!!🫶

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