凪
....来たか
ベリアン
ええ
凪
....他の人にも......話したのか
ベリアン
はい
ルカス
教えてくれないかい?
凪くん
凪くん
ルカス
天使の情報を知ってる可能性がある
凪
.....確かに知ってることはある...
ハウレス
教えてくれ
凪
なんでだ?
ベリアン
っ
ベリアン
貴方は...ベレンと...どんな関係だったですか?
凪
お互いの...気持ちをわかり合える、俺の生涯に、1人だけの....たった1人だけの親友だ
ベリアン
親友....
ハウレス
ベレンさんを助けるためにも協力して欲しいんです
ハウレス
お願いします
凪
....
ルカス
....
ルカス
私たちが信頼できないかい?
凪
嗚呼
凪
俺が信頼した相手はすぐに消えてしまう。そして俺が信頼して背中を託した友は時に、俺を裏切った。何もかも信じられない。信じたくない。傷つきたくないからだ。
凪
わかったか?
ベリアン
はい
ベリアン
けれど、ベレンを助けるのには協力してくれませんか?
凪
ベレンは今どんな状態だ?
ベリアン
私の悪魔によって意識がない状態です
凪
...そうか
ルカス
....
凪
協力してやらんことでもない
ベリアン
本当ですか?!
ハウレス
ホッ
凪
俺に協力を求めるのなら、今ここで誓え
凪
決して裏切らないこと
凪
ベレンのようにならないこと
凪
お前たちに誓えるか
ベリアン
もちろん
ルカス
誓えるよ
ハウレス
はい
凪
....
凪
主に伝えろ
凪
ベレンを起こすため、協力はする。だが、俺は悪魔執事ではない。お前に従う事はない。明後日デビルズパレスに午後1時行く。その日、お前たちに有益な情報を与えるとともに、弱いお前たちを鍛えることにする。特に弱い、お前は悪魔執事に守られている。それを心に刻み込んでおけ。
ベリアン
っ
凪
じゃあな
ルカス
っ







