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胡久美
空が……
蒼梧
うそっしょ……
香白
胡久美……
それは…… １週間前のこと 7月の17日
蒼梧
好きだ
胡久美
え？
蒼梧
付き合ってください……
胡久美
うん
胡久美
こんな私で良ければ
蒼梧
よしっ
胡久美
どこ行く？
蒼梧
遊園地か？
胡久美
うん
蒼梧
オッケー
7月の23日
胡久美
蒼梧？
香白
見てないよ！
蒼梧
あ、ゴメンね
胡久美
あのさ
蒼梧
どうしたの
胡久美
別れて
胡久美
私は足立が好き
蒼梧
うん……
胡久美
ありがとう……
胡久美
え……
香白
空が？
蒼梧
おいっ
お葬式
足立
……
胡久美
空
足立
……
胡久美
なんとか言ってよ
足立
……
胡久美
好きっ
足立
……
その時だった 足立の声がした
足立
胡久美死んでしまってゴメン
俺も好きだった……
だけど……死ななければいけなかった……俺が死ななければ胡久美は幸せに慣れないと思って……
好きだ……胡久美……
俺も好きだった……
だけど……死ななければいけなかった……俺が死ななければ胡久美は幸せに慣れないと思って……
好きだ……胡久美……
胡久美
空
足立
……
それから足立の声がしなくなった
胡久美
ヤダ……ヤダヤダヤダヤダ
そして胡久美は自殺行為をしたが 香白止められた
香白
……
蒼梧
……
胡久美
足立……泣
胡久美は泣いた…… 思いっきり泣いた…… そうしたら空から白い白鳥が飛んできた…… それは……足立のような鳥だった
足立
あの世からでもお前を守る
約束はする
俺のこと忘れろ
いなかったことにしろ……
そしてさようなら……
約束はする
俺のこと忘れろ
いなかったことにしろ……
そしてさようなら……
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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