美影
あれ?ない
美影
私の誕生日におじいちゃんとおばぁちゃんがくれた、思い出bookがない
美影
なんで
美影
誰にも見つからないようにしてたはずなのに
美影
まさか美光が
美影
でも美光友達の家に泊まりに行ってて
美影
明日直接行くって言ってたし
美影
はぁ
美影
返してもらわない
明日の放課後
美影
えっない?
美光
うん
美光
どっかやった
美影
困るって返してよ
美光
だから無くなったもんは仕方なく無い
美影
あれだけは返してよ
美光
あんたにそんな大事なもんなんだ
美光
ごめん燃やしちゃった
美影
はぁ!?
美影
マジで?
美光
うん
美光
後、あんたの信頼も無くしてあげる
美影
どういうこと?
美光
やっやめてよ
美影
何言っ
バケツの水を自分から被る美光
マイキー
美光の叫び声が聞こえたけど
美光
マイキー、美影が、美影が
何言ってんのこいつ
既に美影の怒りは頂点に達していた
私の、私の1番大切なものまで燃やして
私の友達を奪って
マイキー
ほんとか?美影?
どうせ私が何言っても信じない癖に
何をしても私が怒られて
何をやっても褒められることは無い
どうせ私が謝らないといけいないんでしょ
もう謝るのは懲り懲りだ
いい加減やめてくれ
美光お前の顔を見ただけでこれからは吐き気がするだろう
マイキー
美影、お前目が赤くなってんぞ
美光
えっ?
目が赤く
美光は慌てている
ああ納得した
(´˘`*)ふふっ
美光
謝んなさいよ
美影
なんで?
マイキー
お前が悪いことをしたからだろ
マイキー
謝れよ
知るか、そんなこと
振り返って帰ろうとした瞬間