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最後の最後でもう感情ぶわぁぁぁぁなりました😭
本当に、泣かせにいくのがお上手、笑
nunmm BL 注意 地雷の方はお戻りください 転生・恋愛
また泣いてる…
愛してる
紫
紫
いつも同じ夢を見る
夢の中は
いつも誰かが泣いていて
来世で結ばれることを約束した後
2人とも永遠の眠りにつく
どこか儚げで
胸が苦しめられる
でも、泣いていたあの子が はっきり思い出せない…
ぼんやりと浮かぶのは 宝石のように透き通った緑の瞳と 暖かく照らす太陽のようなオレンジの髪
紫
この夢だけはどうしても 頭から離れない…
紫
ガチャ…
紫
国王
女王
女王
紫
国王
国王
国王
紫
紫
紫
紫
疲れた
どこか…遠くに行きたいな
紫
紫
国王
女王
国王
国王
国王
紫
もう、うんざりだ
戦争なんかして何になるんだ
多くの民が死んで
仲間が血を流し
殺したくもない相手を殺す
そんな光景を想像するだけで 反吐がでそうになる
国王
国王
国王
紫
魔法
それを手にすることが出来れぼ 絶大な力を手に入れることができ
この国は最強となるだろう
紫
紫
紫
紫
召使い
紫
召使い
召使い
紫
俺は暇があれば城を抜け出して 街へ出る
なぜかは分からないけど
何かを探している気が…する
何かは分からないけど…
無意識に周りを探してしまう
召使い
紫
紫
召使い
紫
俺はこの時間が好きだ
自分の立場関係なく 自由に気ままに世界を見ることが出来る
唯一の時間
紫
その時ピカッ✨と目に光が入ってきた
紫
紫
鮮やかなオレンジ色に染った太陽
紫
紫
思わず見とれてしまった
紫
分からないけど
何故か涙が出てきた
言葉にならない感情が喉の奥 でつっかえているようで
上手く言葉に表せない
紫
紫
紫
紫
紫
紫
召使い
紫
紫
召使い
召使い
召使い
紫
紫
召使い
紫
眠れない
紫
紫
紫
眠れない時はこうして散歩に 出ることが多い
紫
行く場所は毎回気まぐれ
紫
紫
紫
紫
紫
紫
なんとなくだった
この先に行かなくちゃ
そう思った
紫
恐る恐る進み出した
怖いそして
楽しみ
不思議だった
踏み出す足がどんどん早くなる
気づけば無我夢中で走っていた
紫
そして目に入った
紫
オレンジの髪と 緑色の瞳
その瞬間時間が止まった感覚がした
全てスローモーションに見える
俺はその子に一瞬で目を奪われた
そして
見つけた!
と思った
俺は何故が嬉しくなった
紫
いつの間にか声をかけていた
紫
その子は俺を見た瞬間びっくりして
泣き出しそうになっていた
紫
紫
紫
紫
俺が問いかけたあと
あの子は酷く悲しそうな顔をした
ズキッっと 何故が心が痛くなった気がした
紫
橙
橙
紫
紫
紫
橙
橙
なんとなく違和感がして
紫
紫
紫
橙
橙
橙
彼は俺が呼び名を言った瞬間 また寂しそうな複雑な顔をした
嫌だったのかなと思ったけど
彼に呼ばれた俺の名前が 懐かしく、心地よく感じた
紫
その後は少し雑談をした
俺が話をする時彼は時々 悲しそうな顔をする
それでも話をするのが楽しかった
もっと一緒にいたいと思うほど
そして あっという間に時間が過ぎて行った
紫
橙
また会いたい
そう思った俺は
紫
紫
橙
橙
紫
紫
紫
紫
橙
紫
紫
紫
紫
紫
初めて会ったのに
人目見た瞬間 懐かしく感じた
見た目、声、話し方 知っているような気がする
紫
そう思いながら 俺は眠りについた
そして俺は毎日あの子に会いに行った
紫
ある時夢の話をした
橙
紫
紫
橙
紫
俺は夢のことを話した
すると…
橙
橙
彼は 嬉しそうな、傷ついたような顔 をしていた
紫
橙
橙
ドクッ…
少しだけ心臓がビクッとした
紫
でも特に気にしていなかった
紫
紫
橙
彼が少しだけ残念そうにしていた
紫
紫
橙
紫
橙
橙
最初は敬語で分からなかったけど 橙くんは俺たちの国とは違う 言葉使いをする
でもこの喋り方を聞いた時 何故か聞き覚えがあったような気がした
なんか不思議だ
紫
紫
紫
紫
橙
橙
紫
紫
紫
橙
橙
紫
紫
紫
橙
紫
橙
またいつものように 2人だけの時間を過ごした
紫
橙
その日もいつも通りだった
紫
それから 1ヶ月たった頃だった
紫
城の図書館で本を読んでいる時だった
紫
ある新聞の切り抜きだった
その新聞の記事に載っている子が
橙くんにそっくりだった
そして
その子は隣の国の王子 つまり敵国の王子で 行方不明になり 既に亡くなっているという 記事だった
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
ガタンッ
召使い
召使い
紫
紫
紫
俺は無我夢中で走った
彼がいるかも分からないのに
ただ
彼に会いたい
紫
どれだけ探しても
呼んでも
彼はいなかった
紫
紫
紫
そして俺は眠ってしまった
橙
橙
俺を呼ぶ声がした
1番聞きたい声がした
紫
橙
橙
紫
彼だった
いたんだ
やっぱり彼は死んでなんか 居なかったんだ
俺の目の前にいる
きっと…!
紫
橙
スカッ………
紫
紫
紫
紫
紫
紫
紫
橙
橙
紫
紫
紫
紫
橙
橙
橙
紫
橙
紫
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
紫
橙
橙
橙
橙
紫
橙
橙
また貴方に出会うことが 出来て
俺は死んだ後、成仏できずにいた
橙
そんな時彼が現れた
紫
橙
ひと目で分かった 紫くんだと
俺は前世の記憶があった
本当にまた出会えた そう思った
でも
紫
紫
橙
彼には記憶がなかった…
それでも出会えたことが嬉しくて
ただ彼と一緒にいたいと思った
初めてあだ名で呼ばれた時
紫
久しぶりに読んでもらえた 聞き馴染みのある名前
涙が溢れだしそうだった
それから この場所でいつもの時間に2人で 過ごすのが当たり前になった
そんなある日
夢の話を聞いた
橙
それは紛れもなく 前世の記憶だった
この時少しの希望をいだいて 前世の記憶じゃないん? と言ってみた
けど、思い出す様子はなかった
無理やり思い出させたくもなかった
だから、俺の中で大事に閉まって 置くことにした
それなのに…
彼にはかなわないなと思った
紫
紫
橙
俺は今世でアボカドが好きなんて 1度も言っていなかった
言ったことがあるのは 前世の時だった
橙
橙
橙
橙
このまま 俺はどう過ごしていくのか
そろそろ成仏しなければいけないと 分かっていた
それでも
彼と一緒に
少しでも長く
楽しい時間を過ごしていたかった
でもそれも
今日で終わり
橙
橙
橙
紫
紫
橙
橙
橙
橙
ドクンッ
あぁ…
やっとわかった
ずっと分からなかったこの気持ち
不思議で
懐かしくて
喉につっかかって出なかった この気持ち
俺は恋をしていたんだ
ずっとずっと前の
前世から
紫
橙
紫
紫
紫
紫
紫
紫
橙
橙
橙
橙
紫
紫
橙
紫
紫
橙
橙
紫
橙
紫
紫
✨ポワッ𓂃◌𓈒𓐍
紫
紫
紫
紫
愛してるよ
紫
紫
紫
橙
橙
紫
橙
スッ……(すれ違う)
紫
橙
紫
橙
前世って信じますか!?
橙
紫
紫
𝑒𝑛𝑑