テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
シェアハウスのリビング─。
みんなが集まり、それぞれ楽しんでいた
rn
rnがゲームのコントローラーを渡してくる
このゲーム機は苦手かも… でも、やってみなきゃ
et
作り笑いで受け取り、器用に盛り上げる
tatun
tatunが笑い、みんなが笑ってくれる
私はまた、"笑顔"を貼り付けた
__でも、視線に気づく
yanがこちらをじっと見ていた
et
その瞳には喜びじゃなく、苦しさが宿っていた
ゲームが終わり、みんかが片付けに回る頃
私はキッチンに向かう
追いかけてくる足音
やっぱり
yanくん
だった
et
声が少し震えた
yan
唐突に突き刺さる問い
et
yan
胸がざわめいた
yan
忘れていた_いや、忘れたフリをしていた
yan
yanの声は低く、震えていた
yan
ぐっと喉が詰まる
息ができない
涙がこみ上げる
et
et
et
yan
yanの声がリビングに響いた
思わず目を見開いた
yan
yan
沈黙
張り詰めた空気の中、yanは震える手で私の肩を掴んだ
yan
yan
その言葉に堪えていた涙が溢れた
初めて、素の自分で泣いた日
yanはそっと、抱きしめてくれた
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