テラーノベル
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この世界には「星灯台」という場所がある。
夜空の星は本物の星じゃない。
大切な記憶が星となり、空で光っている。
誰かが交わした約束。
誰かの大切な思い出。
誰かの何気ない日常の記憶。
全部が星になって空に浮かんでいる。
星は、その記憶を世界で最後まで覚えていた人が忘れた時に
流れ星になって落ちる。
流れ星は世界から、たった一つの思い出が消えた瞬間。
完全に消えた星は、二度と世界のどこにも戻らない。
その星を管理するのが、灯台守。
#死ネタ
コメント
1件
おお、これは美しい設定ですね。「星=世界で最後まで覚えていた人の記憶」で、その人が忘れたときに流れ星になる——喪失そのものが天体の運行と結びつく発想がとても詩的で、一気に引き込まれました。灯台守がどんな存在なのか、これからどう物語に絡んでくるのか、もう気になって仕方ないです。続きが楽しみです。