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空を見上げればそこには無数の星。 誰もが思っただろう、そこには何があるのだろうかと 宇宙人?地球とはまた違う生き物の集落?虚無? 人間の好奇心とは凄まじいものだ。 初めて人類が月に足を踏み入れたとき、出来ないことはないんだと皆思っただろう。 そしてとある計画が始まったのだ。

「宇宙移住計画」

その計画は三百年後に成功した。 だが一つ問題があった、それは様々な星への行き来。 だからか開発されたのだ、車や電車のように宇宙を移動する乗り物が。 すでにロケットがあるじゃないかと思った者もいるだろう、だが一般人には操縦できない。 そこでより簡単に操縦できる「ココロ」が出来上がったのだ。

だが予想外の事態に陥った。 宇宙に長時間いると「宇宙の呪い」が人体を蝕み始める。 聴力を失ったり、視力を失ったり、体を動かせなくなったり、人体を保てなくなったり、効果は様々。 人類が諦めかけたそのときだった、宇宙の呪いが一般よりも蝕むスピードが遅い「宇宙の歓迎」を受けた者が誕生したのだ。

これはその「宇宙の歓迎」を受けた者の人生…いや、物語だ。

「セナー、早くしないと食いっぱぐれるよー!」

永 星奈 (エイ セナ)

はぁーい!

私の名前は永 星奈。 宇宙の歓迎を受けた人間だ。 もちろん宇宙にくりだされるので呪いも多少は受けている。 その呪いが、「色彩の消失」「成長のストップ」だ

だが宇宙の歓迎を受けているのでこれ以上は呪いにかからないだろう。

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

ねぇ"ー!

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

食いっぱぐれるっていってるでしょ!?

私が寝起きでボーッとしていると部屋が同じの木漏日 日向に怒こられてしまった。

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

ここ家じゃなくて寮だから好きな時間に食べれないんだよ?

永 星奈 (エイ セナ)

わかってるよ、今行くからー

宇宙の歓迎を受けた者は「リンゼ」に入ることが義務付けられている。 だからここはリンゼの寮となる。 リンゼでは主に別の星に移住する人を送ったり、宇宙の歓迎を受けているがリンゼから逃れるために「ソウル」に加入した者の処分が主な作業内容だ、希に他の仕事も入ってくる。

私は日向に連れられ、食堂に来ていた。 制服を着ていればパジャマのまま朝ごはんを食べている人もちらほらいる、私はパジャマのままの一人だ。

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

ほいほーい、今日の朝ごはんですよお嬢様ー

永 星奈 (エイ セナ)

だぁーれがお嬢様だ

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

あなたに決まっておりましょう?

永 星奈 (エイ セナ)

一般家庭の育ちですー

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

あはっ、ふたりは相変わらずだね

そう話しかけて来たのは獅子寧 火音、彼女もまた朝食をもって私たちのテーブル席に腰掛けた。

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

ところでお二人とも、今日はソウルの警備でしょ?

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

そーだねー、ソウルのヤツが見つかればラッキー

永 星奈 (エイ セナ)

見つからなければ無駄足ってとこだね

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

そう言う火音は三日前に“失踪”したリンゼの仲間探しでしょ?

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

そうそう、もう見つからないと思うんだけどねー

永 星奈 (エイ セナ)

誰だっけ失踪した子…

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

遠藤 望、性別はどっちだったか忘れたけど確か優秀だったんだって

永 星奈 (エイ セナ)

あー、リンゼが手放したくない人材って訳だ

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

うげー、実力社会…

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

ま、そんなもんでしょ

永 星奈 (エイ セナ)

だね、私たちも仕事こなすしかないよ

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

ブラック企業ー、もっと休みくれー!

永 星奈 (エイ セナ)

まあまあ、この仕事をしたくてもできない人は沢山いるわけだから頑張らないと

永 星奈 (エイ セナ)

はい、ごちそーさまでした!

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

ごっつぉさん

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

ごちそうさまでした

永 星奈 (エイ セナ)

さ、夜間勤務の先輩と交代だ!

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

私たちもでっかくなったら夜間勤務かー…

永 星奈 (エイ セナ)

今は今、未来は未来、出勤準備するよー

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

パジャマのヤツに言われたくないわぁー!

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

あははッ、頑張ってね!

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

そっちもね!

永 星奈 (エイ セナ)

そりゃもちろん!

準備が終わり次第私は自分のココロ機体に乗り込み、宇宙に来ていた。

永 星奈 (エイ セナ)

ソウルのヤツって姿を現さないんだよなー

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

わかるー、現れたとしても戦闘になるよね

永 星奈 (エイ セナ)

そんであっちが負けたら自爆、肉塊になるから身元も確認できたもんじゃないし

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

ほんとそれ

永 星奈 (エイ セナ)

…なにあの機体?

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

え、どれ?

永 星奈 (エイ セナ)

ほら、そこ!

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

なんもないって

永 星奈 (エイ セナ)

え…?

永 星奈 (エイ セナ)

もういい、私一人で見てくる!

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

え、ちょっ…

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

短気ぃ…まあ生きて帰ってくるでしょ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

永 星奈 (エイ セナ)

(襲ってこない…ソウルではない?)

永 星奈 (エイ セナ)

(モールス信号で会話を試み…)

 

ねぇ、君は疑問を感じたことがあるかい?

永 星奈 (エイ セナ)

(無線に…)

永 星奈 (エイ セナ)

(ということはリンゼの人?)

永 星奈 (エイ セナ)

疑問…なにを言っているか少しわからないんですが

永 星奈 (エイ セナ)

(このココロ機体…見たことない、見た感じ改造機体っぽいけど)

 

疑問…じゃあ、違和感は?

永 星奈 (エイ セナ)

違和感…?

永 星奈 (エイ セナ)

ないですけど…

 

あぁ、そうか

 

君は祝福を感じたことがないんだね

永 星奈 (エイ セナ)

(こいつ…なにを言ってるの?)

永 星奈 (エイ セナ)

歓迎ではなく、祝福?

 

君のココロ機体は竜型なんだね、珍しい

永 星奈 (エイ セナ)

まあ、通常はロケット型が多いですが…どうも私には会わなくて

永 星奈 (エイ セナ)

そう言うあなたは人型、そちらこそ珍しいですね

 

そうだろうね

永 星奈 (エイ セナ)

(人型…待て、人型?)

永 星奈 (エイ セナ)

人型のココロは法律で禁止されている…!?

 

やっと思い出したんだ、それがわかっても違和感や疑問はわかないのかい?

永 星奈 (エイ セナ)

人型のココロは重罪、無期懲役に値する…リンゼとして連行しますッ…!

 

あぁ…ダメなのか…

 

残念だ、じゃあまた会おう

 

“永 星奈”

永 星奈 (エイ セナ)

な"ッ!

永 星奈 (エイ セナ)

去るなら名乗れ!

 

名…?

 

冥土の土産ぐらいにはいいか…

遠藤 望 (エンドウ ノゾム)

遠藤 望だよ

永 星奈 (エイ セナ)

ハッ…!?

永 星奈 (エイ セナ)

(どうしよう、上層部に報告した方がいいのはわかるけど…なんか引っ掛かる)

永 星奈 (エイ セナ)

(アイツが言ってた違和感、疑問…何かわかった。)

永 星奈 (エイ セナ)

なんで人型はダメなのか…

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

いきなりどうした?

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

仕事中も変だったし大丈夫?

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

のぼせた?

永 星奈 (エイ セナ)

大丈夫、体調も普通だよ

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

そーお?

木漏日 朝日 (こもれび あさひ)

ならいいんだけど

獅子寧 火音 (ししねい かのん)

でも、一応もう上がって休みな。

永 星奈 (エイ セナ)

わかった、そうする

お風呂を上がった私はベットの中で考えていた。

永 星奈 (エイ セナ)

人型はなぜ禁じられている…?

永 星奈 (エイ セナ)

何か原因がある…?

疑問、違和感、それは一度感じてしまえばどんどん膨らんでしまうのだ

遠藤 望 (エンドウ ノゾム)

教えてあげようか

永 星奈 (エイ セナ)

うわぁッ!?

永 星奈 (エイ セナ)

ど、っど、どど、どうしてここに!?

永 星奈 (エイ セナ)

どうやって侵入してきた!?

遠藤 望 (エンドウ ノゾム)

知りたいかい?

望は私に手を差し出した

永 星奈 (エイ セナ)

永 星奈 (エイ セナ)

(一歩踏み込めばもう後戻りはできない気がする…だけど)

私は好奇心には逆らえない、このままモヤモヤするのもごめんだ。

永 星奈 (エイ セナ)

教えて

私は望の手をとってしまった。 これがリンゼを裏切る行為だとしても後悔はない。

遠藤 望 (エンドウ ノゾム)

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