実はポトマの敦くん

ここは…夢の中?

声が聞こえる…誰だろう

何を喋っているのだろう？

ﾊﾟﾁｯ)

あ…少し明るくなった、?

...

帰って来ないのかなｯ?

ﾊﾞｯｯ))

ｷｨｨｰｰﾝ)

耳鳴りが酷い、

おさまれ、

おさまれ...

思い出したく、なかったｯ、

でも、それでもｯ

忘れてはいけなくて、

命の恩人に…捨てられてしまった事が

悲しくて、

悲...しくて、

［名前］

［容姿］

［声］

［思い出］

この世界にいた ［"存在"］ですらｯ

全部、全部ｯ

……全部ｯ(ﾎﾟﾛ

忘れてｯ、しまった

僕はｯ、

その事実が、あまりにもショックすぎて、

あの人との記憶を無くしてしまったんだ、

無くしたく、なかったｯ

……

記憶があれば 今まで呑気に楽しく生きてなかった

忘れてなかったら、 今までずっとあの人を探してた

僕が、僕がｯ記憶を無くしていなければ

今頃、会えていたのかもしれないのにｯ

どんな人だったんだろう？

どんな声？どんな性格？どんな人柄？

すべて 分からない

あぁ、

あれもこれも全部

僕が悪いんだｯ

僕が……

ｶﾞﾗｯ

あ"あぁぁあ、(泣

ｼｬｯ))

ｶﾞﾗｯ

歯を食いしばり、口の中が切れる

ﾌﾟｽｯ

……

……

・

・

・

どうやったら はつを助けられるﾂ？