サリー
ミサ!
ミサ
!
ミサ
お姉様……
サリー
どうしたの?
ミサ
過去のこと思い出した……
ミサ
(「レオは私のことが嫌い」って思ってたのは、あの時が原因なんだ……)
サリー
ええっ!?
ミサ
でも、それはまた後にして、早くそれを……!!
サリー
そうね、行きましょう!
サリー
うまく抜け出せたわね
ミサ
そうですね
叔父様は分身を作るのに夢中で、私達に気づかなかった
ミサ
(皆さん、本当に楽しそう)
ミサ
(でも、申し訳ないけど、これしか……)
ミサ
──お姉様、全て入れてください
サリー
ええ、もちろんよ
お姉様は、FOG JUICEを全て井戸に注ぎ込んだ
すると、たちまち霧が出てきた
サリー
ミサの作ったこれ、即効性があるのね
ミサ
結構時間をかけて調合したので……
サリー
えっ……
サリー
そんなものを、全て……
サリー
ごめんなさい
ミサ
いえ、気にしないでください
ミサ
また作ればいいですから
その時
ジャックさんが棺桶から出てきた
メイヤー
ジャック、我々の代表として意気揚々と空高く舞い上がり、きらめく星の間をぬって、そのシルエットを月に黒く浮かび上がらせて下さい
メイヤー
貴方は我々の誇りであり、そして我々の英雄であります
メイヤー
多くの人を恐怖におとしいれ……
その時、霧がこちらまでやってきた
メイヤー
多くの人々のー……
メイヤー
魂をー……その……
目の前の文字でさえも読めなくなるほど濃い霧だ
ジャック
まずいな、これじゃあ出発できない
ジャック
トナカイ達が自分の鼻先も見えやしない
私とお姉様は、ほっとした






