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作者!
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甲斐田との通話が終わり、そのまま俺は寝室のベッドに倒れ込んだ。
ボスッ
不破湊
不破湊
あの様子だと、甲斐田はもちさんの事が好きだ。
でも、好きな人は社長と言っていたという事は、俺の好きな人がもちさんだと知っていたからか。
はたまた、揺れているだけなのか。
そしてもちさんも、甲斐田の事が好きだ。
これは確定事項。
あれは完全に惚れている顔。
隠そうともしていない。
不破湊
(お前、羨ましすぎるよ。)
不破湊
(いや...さすがに孤独すぎて可哀想か。)
今は、甲斐田とも、もちさんとも、もう話したくないし会いたくもない。
(お願い...誰か...)
孤独を埋めてくれないか。
不破湊
俺は、枕が濡れないように顔を手で覆って涙を流した。
不破湊
(一人で泣くなんて。)
不破湊
泣いていると何故か、さっきの電話で聞いた甲斐田の明るい声を思い出した。
(出てくんなよ...)
甲斐田「...僕、不破さんの事応援します!相談に乗れるかは分からないけど、沢山話せたらいいなって...」
不破湊
(お人好しすぎるやろ...)
俺が奪ってもいいんかよ。
不破湊
そういえば、社長も甲斐田の事が好きみたいだ。
全然気づかなかったけど。
不破湊
ダメだ、俺コブンになんて事を...
不破湊
俺はキッチンに向かった。
朝に見えます?いいえ、今は夜です。
キッチンの蛇口を捻り(上げ?)、とっておきの冷水を自分の顔にかけた。
自分の顔をタオルで拭いていると、寝室から聞き馴染みのある着信音が鳴り響いた。
不破湊
かもしれない。
なんか、そんな気がした。
寝室に戻って、自分のスマホの画面を見ると、本当に社長だった。
社長なら、俺の話を聞いてくれるかもしれない。
そう思い、俺は電話に出た。
不破湊
自分の発した声が、思ったより鼻声で驚いた。
ただ、社長は気づかないだろう。
加賀美ハヤト
不破湊
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
不破湊
なんで分かっちゃうんだよ。
分からなくて良かったのに。
不破湊
加賀美ハヤト
不破湊
(どういう事?)
加賀美ハヤト
不破湊
加賀美ハヤト
不破湊
不破湊
加賀美ハヤト
不破湊
(...社長?)
不破湊
加賀美ハヤト
不破湊
(そんな優しい声で言われたら、本当に勘違いしちゃうよ?)
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
不破湊
加賀美ハヤト
不破湊
加賀美ハヤト
不破湊
加賀美ハヤト
社長と他愛のない話をして、いつの間にか何時間も経っていて、
俺が「明日早番だから」と言い、電話を終わらせた。
(社長にこのまま...)
不破湊
第九章「バランス感覚」[完]
作者!
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ひよこ
コメント
1件
ああ〜もうこのエピソード…泣けたよ😭💔 不破くんの「孤独埋めてくれないか」から始まる流れ、切なすぎる…。 社長の「あなたの事ならお見通しです」→「愛してます」の流れは反則級にエモかった…! あのタイミングであの優しい声…もうズルいでしょ社長!!😭💕 バランス崩れてる不破くんをちゃんと受け止めてくれる人がいてよかった…本当に。 次の展開が気になりすぎるし、社長とのこの距離感どうなっていくんだろ…! ひよこさん、尊い話をありがとうございます…!!🌸
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