雪松草の9人の男たち ☃️

決戦の日 俺は任務に行く前に佐久間くん呼び出された。

佐久間くんは俺がみんなの元へと走り出した時、少し悲しそうな、そんな顔をしながら俺を見送った。

ﾌﾞﾁｯ

ハックの予知能力のおかげでフットは銃弾に当たらずに済んだ

その銃声が殺し合いの合図だったのかは知らないが、敵の幹部らしきやつが沢山出てきて、俺たちのことを囲んだ

シナモンが指を指す先にいたのは、全身黒で立つ男。 【間違いない。あいつが…！】 俺たちはみな同じことを思った

パンｯ！

俺たちの運命の戦いが始まった

パンｯ！ ｸﾞｼｬ！ｸﾞｼｭ！ ｶｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

鳴り響く、銃声と血が吹き出す音。

敵のアジトはどんどん血に染まって行った

俺は必死にあの男の所へと突き進んだ。

やっとの思いでそいつがいた場所に着いたが、やつはいない

ﾋｭﾝ

既のところで避けたものの、俺はこの1回で分かった

明らかに違うスピード、そして気配を無くすうまさ。

間違いない。こいつが

俺は今日、接近戦に備えて、佐久間くんのナイフを持ってきたから、それで戦う

全ては佐久間くんのために

ﾋｭﾝ ｸﾙｯﾌﾞｵﾝ

相手も使うのはナイフ。だけど使い方が明らかにプロ。しかも、敏捷性が高く、俺の攻撃にすぐ対応してくる

ﾎﾞｺｯ

もろに蹴りが入った…

ﾊﾟｱﾝ

ﾋｭﾝ

ｶﾞｷﾝｯ！！

俺は、佐久間くんがやっていたように、ナイフを相手に投げつけた

ﾌﾞｵﾝ！

ﾋｭﾝ

続く