一人ぼっちの女の子

＿＿タンポポの葉桜適合者なの＿＿

私の家はごく普通の家＿＿

だと思われていた

けど実際はそうじゃなかった。

当時私には4つ年上の兄がいた。その兄の名前が

ｽﾀｽﾀ(歩

居場所なんてなくてもｯｯ!!!

十六夜がいれば生きていけるんだよｯｯ!!

当時の私はすごく性格がさばさばしてたし、 一人称も俺だった。けど、兄の十六夜は正反対

びくびくして、すぐ泣いて逃げて･･･

でも、そんな十六夜が大好きで心の支えだった。

親の虐待に耐え続ける日も嫌ではなかった。

そんな日は、、長くは続かなかった。

ある日、両親が私たちをタンポポに売るというのだ。

気は強かったけれど力は弱かった。

十六夜が、タンポポの車の中で試しに、と言って 打たれた。葉桜だった。

十六夜は適合せず、そのまま＿＿

ﾋｮｺｯ(顔覗 誰かが前の座席からこちらを見た

ﾌﾞﾂｯﾌﾞﾂｯﾌﾞﾂｯ(打

全員打たれてしまった。

存分に働いてもらうからなあ？

適合率７５％の一般人＿＿

この日から、人とかかわるたびにお父さん、お母さん 十六夜の怨霊を見るようになった

NEXT＿＿♡355