ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
人気のない夜道がどこかしんみりとした空気を放っている
コツ…コツ…と夜の街に沈む音は誰のものか。
赤にチカチカと点滅する踏み切りを横目に_2人の男が何かを話していた
太宰
中也
太宰
冬明けのしんみりとした空気は肌寒い
ばったりと2人が出会ってから既に2分程の時間が経過していた。
気温のせいか、それとも彼に出会ってしまったからなのか。…それとも両方か。
不機嫌になり、そう吐き捨てる帽子の男…言葉を聞き何を察したのか太宰は「ふぅ、」とため息をつきながら続けた。
太宰
太宰
踏み切りの警告音はけたたましく鳴り響き、遠くからは警笛の音が長く、そしてゆっくりと聴こえてくる
緊迫した空気、ぴりぴりと交わる視線。
一つ言うならば…これは本当に "偶然"の出会いだった。
太宰
はぁ??と何時にも増して機嫌の悪い中也に太宰が続ける
太宰
中也
太宰
中也
中也
太宰
中也
_オオオン。
踏み切りに差し掛かった電車が警笛を鳴らした
過ぎ去る車両には彼、太宰の服を鷲掴みにし乍ら怒りを露にする中也の姿が…まるで鏡のように映し出されている
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰
__「はぁ、又新しい場所を見つけてこないと。」
冗談交じりに手振りをする太宰を中也は、内心、めんどくさいと思いながら横目に流す
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
中也
やがて音すっかり止み、遮断機が元の位置に上がっていく様子を確認した上で 中也は歩みを進めた
太宰
中也
コメント
10件
もう 愛すしか出来ねぇ アイスだけに... ごめんなさい
上手すぎて泣きます
あいちゃあああああああああああああああああああwwwwめっちゃうまああああああああああw(なりきりの為に来たぞ✨w)