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コメント
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Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Alastorの放送室
Alastor
Alastor
Alastor
Zian
俺をキラキラした瞳で見つめている この女性は私の交際相手である
交際開始から既に3年が経った
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Zian
Alastor
Alastor
Zian
彼女は俺の発言に合わせて コロコロと表情を変える
その姿は生前と変わらず愛らしい
Alastor
Alastor
Zian
Zian
Alastor
彼女は酷く俺に対して献身的だ
Voxの元でメイドをしていた 名残であろうか
Alastor
Alastor
Zian
Alastor
Alastor
Zian
Alastor
Zian
Alastor
俺が彼女を傍に置いているのには 理由がある
Alastorの過去
ｸﾞﾁｭｯ･･･ｸﾞﾁﾞｬｯ･･･！
Alastor
Alastor
Husk
Husk
Alastor
Husk
Husk
ｶﾞﾁｬｯ(扉の開閉音)
Alastor
俺はラジオ番組で司会者を務めているが
その裏の顔は 名の知れた無差別殺人鬼だ
Alastor
Alastor
俺は人間の肉を喰らう
Alastor
ｸﾞﾁﾞｭｯ･･･ｺﾞﾘｯｺﾞﾘｭｯ･･･ﾊﾞﾘｯ･･･
ｸﾞﾁｬｯ･･･ｸﾞﾁｬｯ･･･
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
人肉は美味い
動物の肉とは違う独特な柔らかさ
雑食ならではの個体差のある旨味
だからこそ本当に美味い肉というのは 中々出会えない
Alastor
Alastor
Alastor
ナイトクラブ
ここなら人も集まる
"狩り"には最適だ
Alastor
Alastor
Alastor
？？？
？？？
？？？
ﾄﾞｻｯ
Alastor
？？？
気づけば俺は咄嗟に手を差し伸べていた
同時に 何か確実なものを感じた
Alastor
？？？
？？？
Alastor
Zian
Alastor
彼女は自らをZianと名乗った
どうやらこの街の大図書館で 司書を務めているらしい
そして私のラジオの大ファンだと言い
俺との会話に大層喜んでいた
Zian
Alastor
Alastor
Alastor
Zian
Zian
Alastor
ああ、凄く
愛らしい女性だ･･･
Zian
Alastor
俺はこの瞬間を待っていた
ｶｻｶｻ･･･ｽｯ･･･(小さな薬瓶を取り出す)
Alastor
ﾄｸｯﾄｸｯ･･･(液体を少量混ぜ込む)
大図書館の司書が死んだとなれば
きっとすぐ新聞が騒ぎ立てる
だが
そんなことがどうでもよくなるほどに
彼女が欲しくなってしまった
Zian
Alastor
その後は彼女とグラスを交わし
他の面子に混ざって共に踊った
Alastor
Zian
Alastor
Zian
Alastor
帰路
Zian
Alastor
おかしい
薬の効きがあまりにも遅い
普通なら1時間も経たぬうちに すっかり眠ってしまうのだが
Zian
Alastor
Alastor
Zian
Alastor
Zian
Zian
Zian
Alastor
Alastor
そこからは簡単だった
ハスクを呼び出して自宅まで運転させ
彼女を運搬するのを手伝って貰った
Alastor
Husk
Husk
Alastor
Alastor
Husk
Husk
Alastor
Alastor
Husk
Husk
Husk
Alastor
Alastor宅 ｰ 監禁部屋
Alastor
Husk
Husk
Husk
ｶﾞﾁｬｯ(扉の開閉音)
Alastor
Alastor
Alastor
ｺﾞﾄｯ･･･ｶﾞﾁｬﾝ･･･
Zian
Zian
Alastor
Zian
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬﾝ･･･(鎖の揺れる音)
Zian
Zian
Alastor
Alastor
Zian
Alastor
Zian
Zian
Alastor
Alastor
Zian
やはり彼女は落ち着き払っていた
その夜を閉じ込めたような青い瞳の中に
光は1粒も差し込んでいなかった
Alastor
Alastor
Zian
俺はこれから命を奪う対象に 遺言はあるかなどと尋ねている
こんなのは初めてだ
彼女が最期に発した一言は
私にかつてない衝撃を与えた
「救ってくださってありがとう」
「最期に貴方との時間を過ごせて」
「光栄でした」
ｻﾞｼｭｯ
何だ
ｺﾞｯｯｯｯｯｯｯｯｯ！
意味が
ｸﾞｼｬｯ
わからない
ｸﾞｼﾞｭｯ･･･
俺は彼女の何を救ったのだろうか
それにしても
斬られた後の死体が
こんなにも安らかな表情を しているなんて
何もかもわからなかった
私は彼女の死体に そっと囁きかけた
Alastor
Alastor
Alastor
"Zian"
Alastor
Alastor
"いただきます･･･︎︎︎︎❤︎"
俺は彼女を食べた
Alastor
Alastor
Alastor
その血肉は
今まで食べたことのないほど美味かった
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
俺は無我夢中で食べた
あまりにも美味かったから
食べきれなかった部分は 部位ごとに食べやすい大きさに刻んで "Zian"と名前を記した保存袋に詰め込み 冷凍庫の手が届きやすい場所へ入れた
それからしばらくの間
俺は人を殺さなかった
"Zian"がまだ残っていたから
ふくらはぎは削いで焼き
柔らかい部分はステーキに
指は爪を剥ぎ取って間食にした
だが
終わりは来た
Zianの肉が尽きたのだ
Alastor
Alastor
Alastor
俺はZianを殺したように
似たような姿の女性を探して殺した
何人も殺した
それでも
Alastor
Alastor
Alastor
Alastor
Zianほど美味い人間は現れなかった
足りない
足りない
口は彼女の甘くほろ苦い肉の味を 覚えている
頭の中には
あの遺言が
こびり付いて離れなかった
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
Zian_Arnold
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