短編

俺は君に心を奪われていた

最初は友達から始まった俺たちの関係

その時は友達になりたいなぐらいにしか考えてなかった

けど、君と仲良くなっていき、月日が経つといつの間にか君に惹かれていた

そんなことを考えていると君からメールが来た

君からの買い物のお誘い、俺は嬉しくてたまらなかった

と俺は可愛らしい絵文字も添えて返した

けど、なんで好意も俺に持ってないはずなのにさ、意識させるようなことするの？

俺は、俺は

君に振り向いて貰えないのにさ

いいか、これはショッピングモールだ

と言い駆け出して俺の元へ来た君

って言って俺は歩き出した

服を買ったり、ご飯を食べたりして素晴らしい時間を過ごしていた

君に隠れてしていた、俺からのアプローチ

それに君は気づかなかったらしい

君からされた、好きな人の話

これが、失恋ってやつかな…

君への返信はあんな明るく返していた

けど、実際は違った

幸せになれよ

俺の

大好きだった人