司令塔本部B44 天仙の間
アキラに抱えられながら連れてこられたのは都心にあるただのビルだった。 しかし地下が55階まであり、アリの巣のように縦にも横にも人工物が広がっていた。
暗い部屋には白い光が差し込んでいて人のいる気配は感じなかった
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
天仙様
アキラ
ギュっ
私の肩を支えているアキラの手に力がこもった。
ツキ
アキラ
うぐいす 真昼月
天仙様
天仙様
ツキ
天仙様
ライ
うぐいす 真昼月
天仙様
天仙様
ライ
アキラ
突然大声をあげる2人。
マヒルも顔が青くなっていたがポーカーフェイスを保っていた。
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
深くマヒルは頭を下げる。
天仙様
アキラ
ライ
うぐいす 真昼月
天仙様
ツキ
天仙様
ツキ
天仙様
地響きが静かに起こる
空気が変わったのが分かった
ライ
アキラ
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
ツキ
ゴゴゴ…
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
ドンっ!!!!
テンガイ
突然、大きな音がしたかと思ったら知らない男がどこからともなく歩いてきた。
わずかな光に照らされたその男は、レンズが黒い眼鏡に白髪のオールバック。顎髭を生やした中年くらいだった。 少し酒臭い。
うぐいす 真昼月
アキラ
ライ
天仙様
テンガイ
アキラ
ライ
うぐいす 真昼月
天仙様
テンガイ
テンガイ
アキラ
ライ
うぐいす 真昼月
天仙様
テンガイ
テンガイ
テンガイ
テンガイはマヒルの肩を持った。
が、マヒルは迷惑そうにその手を振り払った
うぐいす 真昼月
テンガイ
ボゴっ
うぐいす 真昼月
マヒルはテンガイにげんこつをした
天仙様
天仙様
テンガイ
天仙様
天仙様
天仙様
天仙様
天仙様
天仙様
テンガイ
テンガイ
うぐいす 真昼月
ゴゴゴ
薄く差し込んでいた光が消え、一気に周りが明るくなり防音の広い部屋が広がった。
ツキ
ライ
気がつくと私はアキラの服にヒシっとしがみつき固まっていた。
ツキ
アキラ
アキラ
テンガイ
テンガイ
うぐいす 真昼月
テンガイ
テンガイ
テンガイ
テンガイは私に向かって黒いレンズの眼鏡を取り翡翠色の瞳を出して笑いかけた
テンガイ
テンガイ
そう言って胸ポケットから出したのはセブンスターと書いてあるタバコだった
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
ツキ
アキラ
アキラ
ライ
うぐいす 真昼月
ライ
アキラ
アキラはゆっくり下ろした
ツキ
テンガイ
テンガイ
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
うぐいす 真昼月
ライ
アキラ
うぐいす 真昼月
テンガイ
アキラ
うぐいす 真昼月
そして私はマヒル様と一緒に地上へ登り、城と間違えるほどの広い豪邸に連れて行かれた。
つづく
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