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主
もときside
僕が話終わると、
もとき
もとき
ギュッ…
もとき
なんだこの優しいハグは、
もとき
涙が溢れてくる
ひろと
その言葉を聞いた瞬間、心がほっとした
今、この人に必要とされてる?
そういうこと?
もとき
ぎゅっ……
そっと、抱きしめ返した
ひろと
もとき
ひろと
もとき
ひろと
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
ひろと
ひろと
もう、好き…なのかな……
もとき
ひろと
もとき
一気に体が震えてくる
でも、その震えをひろとは抱きしめてくれた
ひろと
ひろと
もとき
もとき
もとき
もとき
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
もとき
ひろと
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
もとき
ひろと
もとき
僕の中?
そんなことある?
そう思いながら僕は寝っ転がった
グジュリ……
ひろとの綺麗な指が入っていく
もとき
ひろと
ひろと
ひろと
もとき
グイッ……
ひろとの指が曲がった
もとき
ひろと
ひろと
もとき
ヌプ……
もとき
ひろと
ひろとの手にはGPSのような小さな機能があった
間違いない、GPSだ、
もとき
もとき
もとき
笑いたくもないのに、
笑えてくる、
効果音
ひろとはGPSを潰した
ひろと
もとき
もとき
ひろと
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
心配、してくれたの?
なんて久しぶりなのだろう
もとき
ひろと
もとき
もとき
ひろと
その後、抱きしめあった、
ひろと
もとき
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
2人でいつ涼ちゃんが来てもいいようにと服を着た
もとき
もとき
ひろと
もとき
もとき
ひろと
もとき
効果音
涼ちゃん
涼ちゃん
涼ちゃんの声、
もとき
もとき
もとき
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
もとき
ここで、ひろとに何かあったら、
もとき
もとき
ひろと
もとき
ひろと
もとき
ひろと
もとき
もとき
ひろと
ひろとはクローゼットへと足を運んだ
効果音
もとき
涼ちゃん
もとき
涼ちゃん
涼ちゃん
もとき
涼ちゃん
涼ちゃんside
もときが1人でラブホ?
ありえない
でも、服はちゃんと着てるし、
でもなんで?
ラブホなんだ?
もとき
声が震えてる
目も泳いでる、
俺は、元貴の顔を触る
もとき
元貴はすっごい怖がってる
かわいい、
もっと怖がる姿を見たい
怯えてる姿を、
もとき
涼ちゃん
もとき
涼ちゃん
なにそれ、
別れてほしい?
は?
なぜか怒りが止まらない、
もとき
もとき
涼ちゃん
涼ちゃん
もとき
その言葉を聞いて
俺は思いっきり腕を上げた
もとき
元貴は目を瞑る、
ペチンッ………………
元貴の右頬にビンタした
涼ちゃん
もとき
もとき
もとき
もとき
涼ちゃん
なにそれ、
僕は手がどんどん元貴の方へと出てしまう
ひろとside
クローゼットの中からも聞こえてくる、
ペチンッとか、ドスッとか、バンッとか、
手で殴られてるのか、
度々、足なのか、
それか、物を使っているのか、
効果音
思いっきり倒れる音も聞こえてくる、
助けに行きたいっ
でも、元貴に出ないでと言われたから
仕方がない、
涼ちゃん
もとき
もときの震えた声、
聞いてるだけで涙が出てくる、
数十分後……
だんだんと、もときの声も聞こえなくなってきた
涼ちゃん
涼ちゃん
そして、涼ちゃん?という人は帰った
効果音
俺はクローゼットから出た
そこには、倒れているもときがいた
あんな真っ白で綺麗だった顔も今は痣と血だらけ
右目は腫れている
ひろと
俺は優しくもときを抱いた
もとき
もとき
もとき
もとき
ひろと
もとき
ひろと
俺はもときを抱っこして風呂へと連れていった
効果音
もとき
ひろと
ひろと
もとき
もときの服をめくった
ひろと
もとき
もとき
もとき
ひろと
もとき
涼ちゃんのこと、振っちゃった
ひろと
ひろと
もとき
あんなに殴られても、
涼ちゃんのことは、
嫌いではない!
むしろ、好きなのかも
おかしいよね、笑
だって、僕の心は腐ってるもん
数ヶ月後、僕はひろとと付き合った
ひろと
もとき
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
ひろと
もとき
もとき
涼ちゃんからもらった赤いコート
ひろと
もとき
もとき
もとき
もとき
ひろと
ひろと
もとき
涼ちゃんからもらいましたーなんて言えない
そして、なぜか捨てられない
とある夜
最近、寂しくなったら涼ちゃんのことを考えてしまう
なんでだ?
なぜ、涼ちゃんを?
ひろと
ひろと
もとき
ひろと
もとき
涙?
もとき
なんで、泣いてるの?
ひろと
ひろと
もとき
わからないな、
もしかして、涼ちゃんのことを考えたから?
もとき
もとき
ひろと
ギューーーー
ひろと
ひろと
もとき
もとき
ひろと
もとき
なんて優しいハグなの?
僕はまだ元恋人を忘れてない最低な人間なのに
もとき
眠れない
ひろと
ひろとは寝てる、
じゃー行かなきゃ
外に出なきゃ
今すぐにでも出なきゃ
なぜか分からないけどっ
行かなきゃ
なぜか、体が勝手に動く
行かなきゃ!
もとき
もとき
涼ちゃん
もとき
少し離れたところに涼ちゃんが立っていた
なんか、苦しそう
僕は近づこうとした
涼ちゃん
涼ちゃん
もとき
涼ちゃん
涼ちゃん
もとき
この口調と柔らかい声、
これは明らかに
昔の涼ちゃん!
もとき
もとき
涼ちゃん
もとき
涼ちゃん
もとき
苦しんでる?
涼ちゃん
もとき
もとき
もとき
ひろと
ひろと
ひろと
ひろと
起きてるのかな
ひろと
ここにはいないか
ひろと
ひろと
あれ?
いない
まって、
どういうことだ、
探しに行かなきゃ!
急げーーって、
ひろと
玄関の目の前に倒れてる?寝てる?
ひろと
もとき
もとき
ひろと
ひろと
ひろと
主
主
コメント
7件
涼ちゃんのことを忘れたくても優しかった頃の涼ちゃん忘れられないんだね😭本当に切ない…
涼ちゃんには嫌いって言ったもちくんだけど、心の中では好きという感情…感動しちゃう!!今涙が目に浮かんでます!
なぜか涙出てくる😭