青
青
屋上で並んで座っていた僕はふと桃くんの手を見た
冬の風が冷たくて桃くんの指先は少し赤くなっていた
桃
青
桃くんは怪訝(かいが)そうに僕を見た
⬆️怪しく思ったり不思議に思うこと
桃
青
僕は冗談めかして笑うと桃くんは無言で視線を逸らした
桃
青
桃
そう言いつつも桃くんは手を引っ込めなかった
僕はそっと桃くんの指先に触れた
青
桃
青
桃くんが一瞬ピクリと肩を揺らした
桃
青
桃
僕が笑うと桃くんはそう呟いて手を引っ込めた
僕はそっと自分の手を握る
僕の手はもうすぐもっと冷たくなるんだろうな
触れた温もりをできるだけ長く覚えていたかった。
青
青
屋上でいちごみるくを飲みながら僕は尋ねる
桃
青
僕がからかうと桃くんは呆れた顔で目を逸らした
青
桃
青
桃
青
桃
僕の手がかすかに震えた
青
思わず目をそらす
僕ずっと嘘ついてる__。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡150
コメント
4件
どうなるんだろ..⁉️⁉️ 続き楽しみです🫶🏻︎💕︎︎
桃くんもしかして気づいてる…? 続き楽しみです😽🎀