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めっちゃ続き気になる!じゃぱぱさん達には、どんな事情があったのかな?
待って待って!ななかっち、めっちゃ書き方上手くなってるぅ~!!!!🫨💘 意味深な感じめっちゃ好き🫶続き頑張ってね!
いつ見ても書き方がすごく天才的ですね! 続きが楽しみです!!
mob
mob
(子ども)
(子ども)
jp(子ども)
(子ども)
jp(子ども)
こっそり俺を奥へ奥へと隠す
jp(子ども)
(子ども)
jp(子ども)
(子ども)
(子ども)
jp(子ども)
jp(子ども)
ya(子ども)
ガサッ!!
ya(子ども)
mob
mob
jp、見つかった…!!
jp(子ども)
ya(子ども)
mob
勢いよく隠れていた茂みから飛び出して、 大勢の大人に追いかけられながら 1人逃げていくjp
大人たちはjpに夢中で、 俺には気づかなかった
なんで、jpはわざと見つかるような真似を……
ya(子ども)
追いかけなきゃ
離れ離れになっちゃう
俺はjpの言いつけを破って茂みから出た
ザァァァァァァァァァ……
雨が降ってきた
傘を持っていない俺らに 大粒の雨が打ち付けられる
ya(子ども)
jp(子ども)
jp(子ども)
ひどく驚いた様子でこっちを見てくる
さっきの大人は撒いたらしい
ya(子ども)
jp(子ども)
ya(子ども)
ya(子ども)
ya(子ども)
どんなに叫んでも呼び止めても
ちっとも待ってくれない
今までこんなことなかったのに
ya(子ども)
ズシャッ
ya(子ども)
jp(子ども)
雨で滑って転んで膝からは血が滲み出てきた
ya(子ども)
ya(子ども)
ya(子ども)
いつもなら、すぐ駆け寄ってきてくれて 絆創膏貼ってくれておぶってくれるのに
今のjpはこっちを振り返って 立ち尽くすだけだった
ya(子ども)
冷え切った体
血の滲む膝
もう、立ってることもできなかった
そんな弱ってる俺に容赦なく 雨は強くなっていく
jp(子ども)
jpが遠くから俺を見つめる表情は
悲しそうで
寂しそうで
名残惜しそうで
目尻に涙をたくさん溜めてた
ya(子ども)
俺はあの顔を
今もずっと忘れない
ya(子ども)
jp(子ども)
jp(子ども)
そんなこと言わないで
ya(子ども)
jp(子ども)
ya(子ども)
なんでjpは俺を拒絶するの?
ya(子ども)
ya(子ども)
まだ小さい子どもだった俺は
その場で泣いていた
意味もなにもわからなかった
………いや、それは今も同じだ
jp(子ども)
jp(子ども)
ya(子ども)
jpがやっと来てくれた!
jp(子ども)
ya(子ども)
jp(子ども)
来た道を走って戻っていくjp
転んで怪我した足じゃもう歩けなかった
追いかけられなかった
jp(子ども)
最後に
微かにそんな掠れたjpの声が 聞こえた気がした
ya(子ども)
どんどん遠ざかっていくjpの背中
俺は自分の無力感に襲われながら
泣いてるしかなかったんだ
通行人
通行人
通行人
ya(子ども)
………y……ん…
…aく…
yaくん!!
ya
no
あぁ……さっきのは、昔の夢か
10年前の…………
ya
no
ya
no
ya
自分の頬に触れると、全体が濡れていた
だいぶ泣いてたんだな……
no
ya
no
俺はあのあと通行人が通報して 警察に引き取られて
noさん家の養子になった
一応今はno兄の義理の弟だ
あれから、結局本当の兄のjpとは 一度も会えていない
もう、高校1年生にまでなったってのに……
先生
no
no
no兄は高校3年生だ
ya
jpの声
姿
性格
ずっと離れ離れなのに、まだはっきりと 覚えてる
親の顔も故郷がどこかも覚えてないのに
それだけが鮮明で、懐かしい
ya
急に俺を突き放した理由なんて わからないけど
ya
いつも優しかったjp
俺を庇ってくれたjp
あの追いかけてきた大人たちも 知らないし
なにか事情があったんだ
jpは全部知ってたっぽいけど……
先生
たった1人の、大切な家族
ya
先生
ya
ya
先生
ya
先生
そうは言われたものの
全く先生の話は頭に入ってこない
今俺が考えられるのは、jpのことだった
それ以上のことを思い出そうとすると、 頭が痛くなる
ya
ya
jpの写真なんてないしあったとしても 昔過ぎて絶対顔変わってるし
わかってるのなんて名前と年齢だけだし
難しいよなぁ……
ya
………もう、引き取られたばかりの頃から 探してる
でも……10年経った今でも、 なんの手がかりも掴めなかった
ya