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それから1週間
ひなたは目を覚まさなかった
奏(カナデ)
奏(カナデ)
僕はズボンを握りしめて
今にも涙がこぼれおちそうな
顔をしていた
ジリジリジリ…
その時火災報知器らしきものの音が聞こえた
僕は急いでひなたを連れ避難しようとしていた
だが、その時放送がなった
只今の火災確認をしたところ
火災報知器による誤作動でした
放送を聞き僕は安心した
その時
僕の腕の中にいる何かが動いた気がした。
慌てて下に目線をやると
目を開いて無表情なひなたがいた
僕は思わず泣き出してしまった
奏(カナデ)
奏(カナデ)
僕は数分ほどひなたの名前を連呼していた
奏(カナデ)
奏(カナデ)
ナースコールを鳴らして、
楓に連絡してからすぐに
医者とナースが来た
doctor
奏(カナデ)
doctor
奏(カナデ)
僕からひなたを離そうとした時
ひなたが僕の服を握って離れなかった
医者は困った表情をしていた
奏(カナデ)
奏(カナデ)
ひなた
その声は今にも消えてしまいそうで
ひなたの体は産まれたての子鹿のように震えていた
奏(カナデ)
奏(カナデ)
doctor
10分ほど経つとひなたは
ベットに横になった
その後お医者さんが検査してくれて
やっぱりひなたは
記憶障害だった
主
主
おくのて
主
主
主
主
主