この世界は宇宙

暴力/スタート！！

木星の入り口

トウヤの過去を聞いてわかったことが

トウヤはただ誰かを守りたい

一度大切な友達が失ったから

もう大切な誰かを失いたくない

そうゆう気持ちが強いんだと思う

僕も何となくその気持ち分かる気がする

～火星の帰り道～

トウヤはどれだけ辛い思いをしたのだう

大切な友達を失って

大事な弟を壊されかけたり

ずっと孤独だと思ってた

僕も弟は大切にしないと

お主は誰かを大切にしたことはあるか？

…そうか,すまんな

ブルークは勘が鋭いなやっぱり

僕と一緒

僕に段々…嫌

似てきたんだ

「おーい」

ん？どうしたの？僕w

「ちょ！主～変なボケやめて～」

wwwで？なに

「今大変なんだよ！」

大変？

「天王星で起きたことが今こっちでも起きてるの！！早く来てって偉い奴が言ってんの！」

！！わかった

おや？火星もか？

～火星～

トウヤの昔話を聞いてなんか嫌だな

もし自分の……今はいいや

嫌な予感がするのう

最悪なんだろう

きっとな？

ﾄﾞﾝｺﾞﾝﾊﾞﾝｺﾞﾛｺﾞﾛﾄﾞｶｰﾝ！

どうすればいいの？

どうゆう作戦？

ねぇ

ねぇ

ねぇ

ねぇ

教えてよ

トウヤ！！

助けてよ

どうすればいいの？

トウヤならどうするの？

教えてよ……

"お父様"

ﾊﾞﾘﾝﾊﾞﾝｺﾞﾝﾀﾞﾝﾄﾞﾝ！

どうする？

どう戦う？

どう殺ろうか

嫌でも僕達のお父さんだ

助けたい

何もやってないのに

"助け"って

呼んでいいの？

駄目だよねw

僕は四天王の１人

ここで弱音を吐いてたら

だらしがない

とりあえず足止めをしよう

"四天王の１人"

ﾀﾞﾝ！！

僕独りで駆け出した

ただ足止めをすること

そっからは考えよう

たとえ自分を育ててくれたお父さんでも

"有り難う"の感謝で助けないと

ｷﾞｨｷﾞｷﾞｷﾞｽﾊﾟﾝｯﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

ｷﾞｨｰｽﾊﾟﾝﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

一方その頃

ロキ殿大丈夫かのう

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

誰かが死ぬだけは嫌だ！

大切な僕のたった１人の兄さんを

失いたくない！！

でもね

僕じゃあ足手まといになってしまう

現に何もしてないもん

ただ皆を避難させただけ

僕は頼りがない

兄さん見たいな"優しさ"

シャークん見たいな"強さ"

ナカム見たいな"頭脳"はない

キントキ見たいな"体力"もない

スマイル見たいな"分析力"もない

キリヤン見たいな"博識"ではない

僕は全てにおいてそれらが欠けている

「なら主」

ん？

「お父様を悪魔にした奴を探してみてはどうだ？」

！！そっかそっか有り難うね

「いえ,俺は主の使い魔ですから。さぁ行きましょう主殿」

うん！やろう

おや？ブルーク殿立派ですな

我々も着いていくかのう

？？？

行き当たりばったりで走っていたら

謎の建物を見つけた

少なくとも僕の記憶にないから

その建物は至るところに罅が入り

蔦が絡まっており周りは雑草で生い茂って,まるで廃墟みたいだった

周辺一帯を探したら入り口見たいな所があった。

怖いな…どうしても行くのをためらってしまう

こんな時にシャークんがいれば心強かったのにな

「主我がおります。行きましょう,シャークん殿なら行ってますぞ本来なら」

そうだよね

行かなくちゃ！！

僕はやっと足を踏み入れた

ブルーク殿なら大丈夫だそ

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻ

ん？足音？

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻ

おや？_________殿ではないか！

いざ踏み入れると中は思ったより

綺麗だった

けど古いのか壁を触ればボロボロと

壁の欠片が落ちてる

ｻﾞｸｻﾞｸｻｸｻｸ

雑草が生い茂自分の足音がよくわかる

もしここに僕達のお父さんを悪魔にした奴がいるかもしれない

隠れやすいしね

見付かりずらいもんね

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

ｻﾞｸｻﾞｸｻｸｻｸ

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻ