震える足を一生懸命うごかし
屋上へと向かった
桃
はぁっ、はっ、…
紫
はぁっ、ふぅ、
桃
…い、いれるよ、?
これを入れたら本当に終わるのか、
そんなのわかるわけが無い
紫
…早く入れちゃおっ、…
2人とも息が上がっていて
荒い息の音が響く
全部入れた時だった
ガチャッ…
紫
…え?
もう少し先にあった奥の扉が開いた
紫
終わり、じゃ、ないの、?
桃
扉を抜けたら終わりかもしれない…
俺たちは早くここから逃げたい
その一心だった
開けた先は絶望だった
机があって
その上に1台のパソコン
桃
ッ、…
紫
…とりあえず開いてみる、。?
桃
…そうだね、
中にはひとつのファイルがあった
「 リアル鬼ごっこ 」
の名前で
探るとその画面には
おれとなーくんがいた
紫
…はっ、?
桃
…は、
紫
…なに、俺たち、
紫
いや、ここって
「ゲームの世界ってことなの…?」
桃
ッ、…
そんな会話をしてたら急に
紫
あ"ッ、…!?
桃
…?!
桃
なーくん…?
突如消えてしまった君
桃
…え、?
ついに俺1人
ファイルを探る
俺は一体何をしに来たんだ
そんな疑問ばかり浮かぶ
突然画面が切り替わった
選択肢の画面になった
◁ : セ ー ブ
: リ セ ッ ト
桃
…んだこれ、
急に背後に気配を感じた
振りむくことは出来ない
そんな勇気俺にはない
きっと鬼だろう
何故か俺は冷静だった
そして俺はゆっくりと
リセットボタンをクリックした
: セ ー ブ
◁: リ セ ッ ト
気づいたら俺たちは学校にいた
橙
…ここどこやねん…、
黄
ッ、どこですかね…
赤
怖いんだけど、…ッ、
fin,







