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精霊さんって人型のイメージばかりだったな〜 光ってくるくる回ってるのかわいい(笑) 倒し方さすがだね、、、 う〜〜ん不穏な気もしなくもなくもない
森の中
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
そう思いつつ走っていると、 横からデカイ斧が 振り下ろされようとしているのに リルは気付く
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リルの居た場所は、 振り下ろされた斧によってひび割れ、 斧が刺さった地面は大きく凹んでいた
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
オーク
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
オーク
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
オーク
リルが迅速と唱えた途端、 オークの目の前から、リルの姿が消える
オーク
此処だよ
オーク
リルはオークの頭の上に立っていた
そしてその儘、 振り上げていた剣を オークの頭目掛けて振り下ろす
オーク
オークの頭が綺麗に真っ二つになり、 青黒い血がそこから吹き出す
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
来た道を戻っていて
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
先程、 追う前に殺したオーク2匹の周りを、 小さな…色とりどりの光を発している 何かが、飛び回っている
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
近付くと、 今度はリルに纏わりついてくる
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
それは、禍々しい色をした それなりに大きい石っころだった
2匹共中にそれが入っており、 それを手に取った瞬間、 魔力消費で少し怠かったリルの体が 軽くなったと感じる
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
すると青く光る何か達が、 魔石に向かって水を発射する
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
肯定する様に、(青い光以外の)光達は クルクルと回る
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
そう話している間に、 水を出していた青い光が 魔石を綺麗にしてくれていたらしく、 終わったとでも言いたげに リルの目の前に来て、クルクルと回る
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
肯定する様に、青い光達が回る
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
そう言うと、 光……基、精霊達は 光っている己の体を利用して、 文字を作る
『このオーク達に、 親しくしていた人間や 契約していた人間を殺された』
『だからそのオーク達を殺してくれた 貴女に感謝している』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
肯定する様に飛び回った後、 また文字を形成し出す
『自分達は、 まだ人間と一緒に暮らしていたい』
『けれど、 親しかった人間や契約者はもう居ない』
『だから、 恩人である貴女と契約したい』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
『貴女、魔術師様 その才能はとてつもないけれど、 魔力がそれに着いて来れてない状況… でしょ?』
『連れのエルフ族に魔力供給をしてもらって事なきを得てる』
『だけれど、 何時もそう出来るとは限らない』
『だから、自分達で魔力の供給と、 魔術を打つ時の補助、 消費魔力量の軽減を担わせて欲しい』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
『仇を討ってくれた事で代償はチャラ、 自分達に一緒に居て良いと 契約してくれるだけで良い』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
『無い、と言えば嘘になるが 一緒に居れるなら問題は無い』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
『…ひとつぐらいなら』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
………暫く精霊達がふよふよ漂った後 文字が形成される
『…分かった、その分の代償の件も、 全て受ける』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
『その代償は、自分達に名前を付け、 一日に1回は自分達と話してくれる事』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
『属性毎の、組織名の様なもので良い 自分達それぞれに 名前を付けたところで、 見分けが付かないだろう』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
『分かった………契約成立だ』
リル・ラーフェ(アリル・フィラーネ)
嬉しそうに、精霊達は飛び回っている
一方その頃、シルトの方は
シルト・アルム
シルトの目の前には、 ゴブリンが数十体も居て
流石のシルトでも 一撃で葬る事は出来ないと判断した
シルト・アルム
シルト・アルム
シルト・アルム
シルト・アルム
そうシルトが唱えると
ある所では真っ黒な水が押し寄せ、 ゴブリン達はグズグズに
ある所では炎の渦が出来て 辺りが燃えて
ある所では雷を帯びた水が押し寄せ、 全体が感電し
ある所では禍々しく悍ましい木が生え、 そこ一帯に居る者を掴んで、 木がそれを喰らい
数十体も居たゴブリンの群れが、 一瞬にして消えた
役目を終えた魔術達はその儘霧散し、 後に残ったのは 塵と、感電死体、青黒い血だけだった
シルト・アルム
シルト・アルム
シルト・アルム
シルト・アルム
シルト・アルム
シルト・アルム
……シルトを中心として発された円が 波紋の様に辺りに広がって…
シルト・アルム
シルト・アルム