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3話
とある日の事
笛口 リョーコ
本当に降り出してきたわね。
傘をお借りしておいて良かったわ。
傘をお借りしておいて良かったわ。
笛口 ヒナミ
『しゅーう』だよ、お母さん！
笛口 リョーコ
…え？
笛口 ヒナミ
急に振り出す雨の事だって！
お兄ちゃんに教えてもらったの！
お兄ちゃんに教えてもらったの！
笛口 リョーコ
フフ、金木くんは物知りね。
笛口 ヒナミ
また色々教わろーっと！！
バシャッ
笛口 ヒナミ
ﾋﾞｸｯ
笛口 ヒナミ
…ｯ!!
笛口 リョーコ
ヒナミ？
笛口 ヒナミ
お母さん…
走ろ…？
走ろ…？
タッタッタッ
笛口 リョーコ
ヒナミ…
誰が追ってきてるの？！
誰が追ってきてるの？！
笛口 ヒナミ
大人の男の人…2人いる！
笛口 リョーコ
！？
笛口 ヒナミ
ゾワッ
笛口 ヒナミ
ｳﾞｯ!!
笛口 リョーコ
ヒナミ！？
笛口 ヒナミ
なに…この匂い！！！
真戸 呉緒
雨ってのはジメジメと
実に不快なもんですなぁ
実に不快なもんですなぁ
真戸 呉緒
視界は鈍るし、仕事も捗らない。
真戸 呉緒
ちょっとお時間いただけますかねぇ？
笛口リョーコさん。
笛口リョーコさん。
笛口 ヒナミ
お母さん…
笛口 リョーコ
！
笛口 リョーコ
…ｷﾞｭｯ
笛口 リョーコ
ヒナミ、
笛口 リョーコ
『逃げて』
笛口 ヒナミ
…おかあ…さん？
笛口 リョーコ
バサｯ!!
真戸 呉緒
『赫子』だ行くぞ
亜門 鋼太郎
はい
笛口 ヒナミ
お、か…
笛口 リョーコ
行きなさいっ！！！
笛口 ヒナミ
ｯ!!
真戸 呉緒
通させない気だ。亜門くん。
亜門 鋼太郎
はい
笛口 リョーコ
ズバッ
亜門 鋼太郎
！
笛口 リョーコ
行かせないわ、！
亜門 鋼太郎
調子に乗るなクズめ。
姫
お疲れ様でしたぁ！！
姫
また明日ですっ！！
トコトコ
姫
…………
姫
クンクン
姫
(雨の匂いとうっすら血の匂い？)
姫
……
〇〇
それよりー、さっきの喰種凄かったよなー！
姫
ﾋﾟｸｯ
姫
ねぇ、
〇〇
あ゛？なんだ？
姫
ちょっとその話、聞かせてくれない？
笛口 リョーコ
…ﾊｱﾊｱｯ！!!
真戸 呉緒
戦い慣れしてないな。
赫子を使いこなせてない。
赫子を使いこなせてない。
真戸 呉緒
母が子のため命を捨てる、
クク笑虫唾が走るよ。
貴様ら喰種が人間の真似事をしている姿は…
クク笑虫唾が走るよ。
貴様ら喰種が人間の真似事をしている姿は…
真戸 呉緒
亜門君、君はもういい。
後は私が…
後は私が…
真戸 呉緒
________まったく愚かだな…
金木くん
！？！？
金木くん
(リョーコさん！！！)
金木くん
ｸｿｯ!!
金木くん
(どうしよう！どうしよう！！どうしよう！！！)
笛口 リョーコ
ﾊｱｯ!!ﾊｱﾊｱ!
金木くん
ッ！！！
笛口 ヒナミ
ｳｯ、ｳｯ~
真戸 呉緒
ニヤッ
金木くん
クソっ！！
金木くん
…はっ！？！？
姫
タッタッタッ
姫
グサッ!!
金木くん
へ、？
目の前には、捜査官の1人を刺している、 仮面を被った謎の少女がいた
金木くん
(ぐ、喰種、、だよな、？)
姫
……、
笛口 リョーコ
も、もしかして…
姫
“((。。*)ｺｸｯ(頷く)
真戸 呉緒
くっ！！！
だ、誰だ？
だ、誰だ？
姫
…
真戸 呉緒
チッ!!!!!!!!!
亜門 鋼太郎
真戸さん！！
真戸 呉緒
私は大丈夫だ。亜門くん。
今日はもう帰ろう。
今日はもう帰ろう。
亜門 鋼太郎
でもっ！
真戸 呉緒
安心したまえ。
笛口リョーコはもうすぐ死ぬだろう。
笛口リョーコはもうすぐ死ぬだろう。
亜門 鋼太郎
…はい。
捜査官の人達が去っていった。
姫
ｯ!!
リョーコさん！！！
リョーコさん！！！
笛口 リョーコ
『姫』…ちゃん。
金木くん
！？！？！？
金木くん
姫さんですか！？！？
なんでここに…！？
なんでここに…！？
姫
金木くん！…にヒナミちゃん…
姫
私は、さっき喰種を見たって噂聞いたから…
金木くん
そうだったんですか、
笛口 リョーコ
…ひ、ヒナミ、？
笛口 ヒナミ
ｯ!!お母さん！！！
金木くん
ｯ!!
姫
………、
笛口 リョーコ
ごめん、ごめんね。
笛口 ヒナミ
そんな…嫌だよ！！嫌だよ！！！お母さん！
笛口 リョーコ
最後にちょっとお話してもいい？
笛口 ヒナミ
っ、最後なんて、言わないでよ、！
笛口 リョーコ
_________、
ヒナミは1人じゃないからね
ごめんね、頑張ってね。！
ヒナミは1人じゃないからね
ごめんね、頑張ってね。！
笛口 ヒナミ
ｳｯ、お母さんっ！！！
金木くん
リョーコさん、、、！
笛口 リョーコ
金木くんに、姫ちゃん、ヒナミをよろしくね。
姫
…はい。
金木くん
…、、、
笛口 リョーコ
……………
その後、リョーコさんが目を開く事はなかった。
姫
今回はここまでぇ！
姫
見てくれてありがとう！
姫
いいねよろしくねぇ！！！
姫
それじゃあ、また次回！
さいならぁ！
さいならぁ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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