この作品はいかがでしたか?
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桃
紫
青
赤
黄
橙
紫くんの服を脱がせて 暖かいタオルで 少し体に付いている泥を拭く。
桃
橙
その体は酷いもので、
橙
正直言うなら なんで栄養失調で 倒れなかったのか 不思議に思うレベルの細さで、
橙
橙
桃
紫くんの体を見て 色々言っている橙は やっぱり医者なんだと認識した。
橙
橙
橙から突然聞かれた質問。
でも、俺の答えは決まってた。
桃
赤もきっとそう言う。
桃
桃
そんな事になるなら 俺だって納得できない。
っていつ理由とあとひとつ、
桃
桃
これが、俺が思っていた考え。
橙
橙
橙
橙
橙は淡々と俺に言う。
幼馴染な事もあり 何の遠慮も無しに。
桃
桃
桃
そう、俺は助けを求められた。
冬場に薄着で 弟を抱えて、震えながら 怖い大人にまで助けを求めるまで
自分自身と弟が危険だ、って 感じたんだろう。
橙
桃
橙は俺の案を受け入れた。
俺が安心した時、 橙は「 ただし! 」と言って 自分の口の前に人差し指を立てた。
橙
橙
桃
橙はなんだかんだ優しい。
昔から自分が一番と 思ってそうな自信家なのに 他人が一番な控えめな人間だ。
そんなとこが 好きなんだけどさ。
桃
橙
桃
橙
桃
橙
桃
そんなことを話していると 廊下に繋がるドアが開いた。
桃
青
黄が青くんを抱っこしながら お風呂から帰ってきた。
綺麗なったからなのかは 分からないけど 青くんは めっちゃご機嫌で帰ってきた。
赤
ちなみに隣に立っている赤も 満面の笑みで青くんを見ている。
青
自分のほっぺを触りがから 唇を震わせて遊ぶ。
言葉に表せないような 可愛さで死にそうだ。
でも、次の瞬間、
青
と言いながら指を指したのは 赤だった。
赤
桃
黄
橙
まぁ、当たり前だが その場の全員が驚いた。
赤
本人が一番驚いてるけど。
桃
さっきは驚いたけど 呑気に祝った。
桃
赤
赤
黄
黄
橙
黄
赤
くだらない話を話していたら 紫くんの手が微かに 震えている事に気づいた。
桃
当たり前だが不審に思って、
紫くんのおでこに手を当てる。
桃
橙
橙
桃
桃
赤
赤が小走りで体温計を 取りに行ったあと 俺が座っているのを倒すように 橙が隣に座って 紫くんのおでこに手を当てた。
橙
紫
紫
今まで我慢していたかのように 咳が出始めて 息切れが激しくなった。
紫
紫くんは寝ながら謝った。
薄いだろうけど 意識はあるだろうし、 寝ながらなのは体が怠いから。
全て肺炎の症状と 一致している。
橙
紫
声が出せないのか 紫くんは顔を歪めながら頷く。
橙
紫
途切れ途切れで 質問に答えた。
紫
紫
咳や息切れは止まらない。
赤
赤がようやく 体温計を見つけてきた。
赤も急いでいるのか 手渡しではなく少しだけ投げた。
橙
橙
橙が投げられた 体温計を取る。
橙
紫
さっきと同じで 顔を歪めながら頷いた。
そして、紫くんは 俺の服の袖を掴んで 苦しんでいる。
家から逃げ出して ようやく安心できる環境になったら この肺炎だ。
つくづく、 救われない子だと思った。
桃
紫
紫
紫くんは笑った。
紫くんは強いのに 俺は、弱いなぁ。
橙
橙
黄
赤
この連載を書き始めた理由が 親子パロを書きたかったから、なんて 大声で言いたい。
兄弟パロもいいけど、 親子パロもいいぞ〜っ!!
コメント
9件
続き楽しみです
フォロー失礼します🍀*゜