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Shop

エミさん、さすがですね!

Shop

俺が作りたかった料理を
完璧に作ってますよ!

Em

ほんとですか?

Em

それなら
良かったです

Shop

しかもめっちゃ
美味しいです!

箸が止まらないほど美味しかった

Tn

………!…

Em

~~~!……

トントンさんとエミさんが 何か話している

さすがに読み取れなかった…

Kn

ごちこさそうさまでしたー!

Zm

ごちそうさまー!

次々とみんながご飯を食べ終わる

さっきまであんなに箸が 止まらなかったのに

あんなに美味しいのに

なぜか食べる気が起きない

どうしよう

残すのは申し訳ないし…

けど食べようと思えば思うほど 箸が重たく感じる

Em

ショッピさん

Em

大丈夫ですか?

Em

あんまり無理しなくても
いいですからね

Shop

ありがとうございます

Shop

ではお言葉に甘えて…

Shop

ごちそうさまでした

Shop

作ってもらったうえに
残してしまって
申し訳ないです…

Em

仕方ないですよ

Em

あと、グルッペンさんが
後で俺の部屋に来て欲しい
って仰ってましたよ

Shop

分かりました
すぐ行きますね

俺はお皿の上に乗ったままの素麺を 眺めつつ、台所までお皿を返しに行った

Shop

残った分は明日の朝食べよう

そう心に留めてグルッペンさんの部屋に向かう

Shop

よし、入るかー…

ちょ、待って

ノックってどれくらいの強さやった??

(°ρ°;)ヤベオボエテナイ

Shop

ま、いっか

Shop

こんくらいやろ

Shop

|*・ω・)و゙ コンコン

時は少し戻り、みんながご飯を 食べ始める前のこと

Tn

グルさん、今日はありがとな

Gr

ん?

Tn

いや、生徒会の仕事
全部任せてしまったから…

Gr

あぁ、そのことか

Gr

それは気にしなくていい

Gr

トン氏が悪いわけではないし、
仲間が1番大切やからな

Tn

そうやな…

気に食わなさそうな顔をしていやがる…

どんだけ仕事好きなんだよ…ww

Gr

まぁ、気にするな!

Tn

ありがとうな

Tn

今度スイーツ奢るな

Gr

まじ!!!

Gr

ありがと॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*

トン氏も忙しいのに…

これくらいは素直に受け取った方が トン氏の精神的負担に繋がらないだろう

ん?ショッピからLINEだ

高熱で聞こえなくなってしまった、か…

とりあえず理解はしたが、 もう少し彼自身から色々聞くか

Tn

あと、もうすぐご飯になるから

Gr

すまん、今日はここで
食べてもいいか?

Tn

分かった、じゃあ
今日の夕食持ってくるな

Gr

ありがとうな

トン氏が俺の部屋から出ていった

Gr

んーー……

Gr

聞こえなくなった……

Gr

彼は学校でもかなり上位にいるが…

Gr

聞こえないとなれば…

Gr

どうするかな…

Tn

|ω・)و゙ コンコン

Tn

グルさん、入るなー

Gr

あぁ、ありがとな

Gr

食器は自分で返しに行くから

Tn

じゃあ、よろしく

そう言って部屋から出ようとする トン氏を呼び止める

Gr

ショッピに夕食が終わったら
ここに来るように
言っておいてくれ

Tn

分かった、伝えておくよ

Gr

じゃあ、また後で

Grさん食事&思考中

Gr

ふぅ、美味しかったな

Gr

さて、部屋を少し片付けるか

Grさん片付け中(編集者手抜き中)

Gr

そろそろショッピが来るかな

Shop

|*・ω・)و゙ コンコン

Gr

入っていいゾ
と言いたいが聞こえないな

そう呟きドアを開ける

ドアをノックすると間髪を入れることないくらいでドアが開いた

Gr

おぉ、ショッピか

Gr

入っていいゾ

Shop

ありがとうございます

グルッペンさんの部屋は意外と整っており、資料などもきちんと整えてあった

Gr

まぁ、とりあえず
座って話そうか

Shop

はい

ちょ、待って??

グルッペンさんって手話できたん??

自然すぎて気づかんかったんやけどw

あの人ほぼ全部の言語 使えるんじゃねぇのか?

そんなことを考えながら座った

Gr

話を始めようか

Gr

と、言いたいとこだが

Gr

俺がなぜ手話をできるのか
不思議に思っているだろう?

Shop

そうですね

Gr

誰にも話したことがなかったからな

Gr

俺には耳が聞こえない母親がいたんだ

Gr

共働きだった分、
負担も大きかっただろうが

Gr

毎日、大変そうには見えなかった

そういうとどこか悲しげな目をした

Gr

たしか俺が小学生だった頃

Gr

車の運転免許を
持っていなかった母は
毎日歩いて働きに行っていた

Gr

そんなある日

Gr

交通事故に巻き込まれて
死んでしまったんだ

Gr

信号機のない歩道を
通っていてな…

Gr

車もクラクションを鳴らした
らしいが、気づかなかったんだ

Gr

いや、気づけなかった
の方が正しいのかもしれないな

Gr

今までたくさんのことを
教えて貰った分

Gr

一生懸命生きようと思って
今でも手話は
勉強し続けているんだ

Shop

そんな過去があったんですね…

Shop

どおりで自然な手話で
会話できるのか

そういうとグルッペンさんは どこか嬉しそうな顔をした

グルッペンさんもこんな顔するんだな…

Gr

それでだな、我々の中で
手話ができるのは

Gr

俺、トン氏…はできないか

Gr

エーミール
ショッピ
ゾム

Gr

くらいだから、
コミュニケーションを図るのは
難しいだろう

Shop

まぁ、口元を見ればなんとなく
言っていることは分かりますけどね

Gr

だが、ゲーム中などは
見にくいだろうし

Gr

第1に俺の母と同じ運命を
たどって欲しくないからな

Shop

それもそうですね

Gr

そこでだな

Gr

大先生がお世話になっている
くられ先生らに補聴器を
作ってもらうのはどうだろうか

薬理の方々か…

安心できそうやな!

Shop

お願いしたいです

Gr

分かった、このことは
俺から伝えておくよ

Gr

それとだな、
学校はどうするか?

Gr

特別教室の方に行っても
構わないが…

Shop

たしかにその事が
ありましたね…

Shop

まぁ、中学校の学習内容までなら
大体理解してるんで…

Shop

特別教室の方でもいいかなとは
思いますけど…

Gr

じゃあ、手続きをしておくよ

Shop

わざわざありがとうございます

Gr

いいんだよ

Gr

ショッピが楽しそうなら
俺は満足だ

2人の時はほんと優しい笑顔すぎる…

Gr

じゃあ、なんかあったら
いつでも来ていいからな

Shop

分かりました
ありがとうございます!

この幸せな時間がずっと続けばいいのに

そう思ってしまう自分がいる

聞こえなくなったことは悲しいが

これもひとつの運命なのだろう

お久しぶりですm(*_ _)m

不定期投稿のこの話ですが

エンディングがいつになるのか

どのくらい物語が続くのか

ハッピーエンドになるのか
バットエンドになるのか

一切検討がついておりません

そこのところは
ご了承くださいm(*_ _)m

それと、これから1話ずつの
タップ数が多くなる予定です

頑張って読んで頂けると
ありがたいです_(._.)_ 

それでは皆様
会えたら会いましょう

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