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檻の中の ✖︎✖︎

第4話 - Ⅳ ＿

2025年05月16日

#SnowMan

#B L

#めめさく

#SMプレイ

#束縛監禁狂い愛

隣の梅田さん

ある日、佐久間は思い切って口を開いた。

s . d

……少し距離、置かない？

目黒の手が止まる。ソファに並んでいた身体の温度が一瞬で冷えた気がした。

m . r

理由は、？

s . d

……おかしいって、最近の俺たち。……いや、俺が。

s . d

どんどん、感覚がおかしくなってく。怖いよ、蓮のことが、

沈黙。だが、目黒の表情は変わらない。

m . r

……じゃあ、俺のことが怖くなくなったら戻ってくるの？

その声はいつもと変わらず穏やかで、逆に怖い。

s . d

……今は、ちょっと、無理

佐久間は立ち上がり、目黒の視線を避けるように玄関へ向かった。

その数日後。仕事終わりに、佐久間の部屋の前に立つ目黒の姿があった。インターホンも押さず、合鍵で無言で入ってくる。

s . d

……れ、蓮……！？　鍵、なんで……

m . r

まだ捨ててなかった。ん、良かった

笑っている。だけど、その目は笑っていなかった。目黒はまっすぐ佐久間に近づくと、乱暴に唇を奪った。驚きと混乱で抵抗しようとする佐久間の腕を、背中で強く縛り上げる。

s . d

っ、離せっ、ほんとに怒るよ……っ！

m . r

怒ればいい。叫べばいい。やっと"本物"の佐久間君を思い出した気がする

押し倒されたベッドの上。目黒は鞄から見慣れない器具を取り出した。

s . d

やめて……っ、やめろ、ほんとに、やだっ…！

m . r

でも身体は喜んでる。ほら、こっちはもうぐちゃぐちゃ

冷たく笑いながら、無理やりバイブを挿入される。背中を叩く、刺激する、奥を突く——容赦のない責めに、声も出ない。

m . r

苦しい？　でも、俺以外にこんなことしてくれるやついないでしょ？

s . d

っ……ちが……ぅ……でもっ……っ、あああっ…！//

理性と快感が脳内で激突し、佐久間の涙は止まらない。 —こんなこと、誰にも言えない。 —でも、もう戻れない。目黒のいない日常に。

全てが終わったあと。目黒は縛った腕をそっと解き、佐久間の手の甲にキスを落とした。

m . r

壊したくない。だから……俺から離れようなんて、もう言わないで？

その声はあまりに優しくて、狂気が余計に際立った。佐久間は震える指で、目黒の服の裾を掴む。

s . d

……ずるいよ……/

この夜から、二人の“関係”は明確に一線を越えた。 ——愛ではなく、支配。 ——安心ではなく、恐怖。けれど、佐久間は目黒の胸の中で、どこか安心して眠っていた。 ↪︎ N E X T

檻の中の ✖︎✖︎

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