テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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ナンバカ刑務所の可愛い男の子♡

第35話 - 35話

166

2024年04月05日

#ナンバカ夢

#ネタバレ注意⚠️

莉央

ジューゴ

何してるんだ、？なんでミサを拘束するんだよ

緋色

逃げられては困るだろ？

緋色

昔からミサは俺の言うこと聞かないんだよなぁ

緋色

いっその事、目玉を取るか

緋色

そうすれば異能は使えない

緋色

ミサの嫌いな異能を使うことも無くなる

ミサ

...よく僕の異能を使う条件を知っているな

ミサ

兄さん達でも知らないことだぞ

緋色

僕は君の家族だからね

ミサ

.......

ミサ

目玉でもなんでも欲しいならあげるよ笑

ミサ

君が死んだらね笑

緋色

俺が見ないうちに笑顔が上手になったな

緋色

冗談だよ

緋色

ミサを傷つけたりしない

ミサ

.......

ミサ

僕を、ジューゴを、燈子姉さんの代わりにしているなら今すぐ死ぬかもう僕たちに関わるな

ジューゴ

(燈子姉さん？)

ジューゴ

なんの話をしてるんだ、？

ジューゴ

俺に関係あることか？

ミサ

.......そう

ミサ

ﾝｯ?!

本部

.......

緋色

君は何も話さないでくれると嬉しいよ

ジューゴ

ミサ

(『離させろ！』)

緋色

離せ

本部

はい

ミサ

ﾌﾝどうせ知ることになる

ミサ

お前らがいくら小細工しようと本人は知りたがってるんだ

ミサ

好奇心を抑えられない、満たされるまでどんな事でもする

ミサ

それが人間だろ

ミサ

ジューゴくんはやっと燈子姉さんと同じ人間になりかけてるんだ

ミサ

それをお前らが邪魔する権利はないし、もう僕が邪魔させない

ミサ

ジューゴくんがここにいたいって言うから僕は無理に連れ出さなかったが

ミサ

お前が昔と同じようにジューゴくんに手を出すって言うなら無理やりにでもここから出ていく

ミサ

『切れろ』

緋色

.......

ジューゴ

な、何すんだよ！

ミサ

何してるの、

緋色

ミサがジューゴを連れて出ていかれては困るから

緋色

ちょっと人質に使わせてもらったよ

緋色

ミサがその拘束具を外したり、少しでも動けば、どうなるか分かるな

ミサ

(多分ジューゴくんの近くにいる人は僕の能力が効かない人)

ミサ

(緋色はジューゴくんを殺すのが目的だから場所の都合が悪くてもここで殺すのがダメってわけじゃない、)

ミサ

(目が見えない状況でジューゴくんを助けるのは無理だな)

ミサ

卑怯だよ

緋色

言っただろう？君達に逃げられては困る

緋色

こうでもしないとミサはどんな状況でも逃げられるからな

ミサ

.............いいよ何も言わないし逃げない

緋色

いい子だ笑

緋色

それと燈子の面影をミサ達に感じているから大事に城の中にしまっているんじゃない

緋色

愛した人の子、弟だから愛してるんだ

緋色

ミサもそうだろ

ミサ

....そうだね、最初はそれだけだったよ

ミサ

でも今は、それ以上に愛おしい笑

ミサ

昔のジューゴくんも今の優しくて、毎日成長していっているジューゴくんも

ミサ

僕の宝物笑

ジューゴ

ミサ...

ミサ

目隠し類は取った

緋色

ーーーーーーーー

緋色

ジューゴの記憶が戻りかけている

ウノ

ロック

ニコ

緋色

いや、正確には元の人格が目覚めつつあるって所だな

緋色

お前らが島であいつを見失ったって聞いて試しに接触しみたんだが

緋色

本来あいつには俺の記憶はないはずなのに、どこか身に覚えのある素振りを見せた

緋色

考えられるとすれば、本来の人格が持つ記憶の1部が流れ込んだのかもな

緋色

二度と出てくることは無いと思っていたんだが、少し甘かったな

ミサ

.......

緋色

さてと、これ以上状況が悪化する前に手を打つとするか

ニコ

手を打つって....

緋色

もう一度リセットしてやり直すんだ

緋色

お前らももう慣れただろ？

ミサ

『止まれ』

ミサ

ナイフを突きつける

緋色

.......危ないだろ、どっから持ってきた

ミサ

種目中は武器の使用OKだったからな

ミサ

それより、聞いてないぞ

ミサ

手を出すなと僕は言ったんだ

ミサ

僕がお前を殺す立場なのに、何故今まで生かしていたか分かるか？

ミサ

お前には父さんからジューゴくんを逃がした恩があるからだ

ミサ

だが、やってることは父さんと何も変わらない

ミサ

これ以上ジューゴくんを傷つけるようなら、殺すぞ

緋色

前はもっと大人しくて可愛い子だったんだけどなぁ

ミサ

親ズラするな

緋色

大好きって言ってくれてたのに

ミサ

あぁ、好きだったよ

ミサ

今は大嫌いだ

ミサ

父さんの敵は、子供の僕が始末する

緋色

あんな奴に従う必要は無いだろミサ

ミサ

.......父さんの命令は絶対だ

ミサ

それに、僕は父さんの目的には賛同している

緋色

....へぇ

ミサ

1つ聞きたい

ミサ

何故、僕がここに入ってきた時、死刑囚にするでも、暗殺するでもなく

ミサ

この13舎に入れたんだ

緋色

ミサも、ここが居場所になってくれたら嬉しいからだ

緋色

いい所だろ？ここは

緋色

お前が望むなら、ここで楽しく暮らせばいい

緋色

お前の好きな奴は殺さない

緋色

俺はミサが好きだよ、息子のように思っている

ミサ

.....!!

ミサ

..そ、

ミサ

そんなの、僕には、

ミサ

(父さんの顔で、今まで言って欲しかった言葉を、緋色が言わないでよ、)

ミサ

ｯ

ミサ

コピーのくせに父さんに楯突かないでよ!!

ミサ

失敗作のくせに!!

ミサ

僕を残してジューゴくんと出ていったくせに!!

ミサ

ジューゴくんを燈子姉さんの変わりにしてるくせに!!

ミサ

ジューゴくんを守るフリなんてするな！

ミサ

お前がいなかったら僕たちの計画はもっと早くに実行できていたんだ！

ミサ

今頃はもう人間はこの世界からいなくなってるはずだったのに

ミサ

お前らが邪魔をするから!!

緋色

愛した息子と弟だから愛しているんだ2人とも

緋色

それに、いいのか？全部あいつらに聞こえてるけど

ミサ

.......ぁ、

ウノ

ロック

ニコ

ウノ

...人間を消す、ってなんだ、？

ミサ

...あ、いや、これは、

緋色

ミサは俺が敵対する組織の主任の子供だからな

緋色

その組織の最終目的がそれなんだよ

ミサ

..言わないで、

ミサ

嫌わないで、

ミサ

ウノくん達は殺すつもりなんてなかった、610番に咎人にしてもらおうと思っていたんだ、

ミサ

僕にとっても大事な人だから、大好きな人達だから、

緋色

ミサが人を嫌いになるなんて出来ないんだよ

緋色

昔からそうだ

ミサ

.............

〇姦された後

ミサ(幼少期)

(痛い、苦しい、体中打撲だらけで、どこか骨も折れてる気がする、)

ミサ(幼少期)

(でも、お金貰ったし、これで母さん喜んでくれるはず、)

ミサ(幼少期)

母さんお金が

母親

首を絞める

ミサ(幼少期)

ｯｯ

母親

お前がいなければ、お前なんか産まなければ、私はあの人から解放されてたんだ!!

ミサ(幼少期)

ｳｯ

ミサ(幼少期)

『離して!!』

母親

ｷｬｱ

ミサ(幼少期)

ごっ、ごめ

母親

バケモノ！

ミサ(幼少期)

母親

やっぱり、私の子供はバケモノだった、

母親

私の子供に産まれてくるから!!

母親

死んで！泣

母親

ナイフで襲いかかる

ミサ(幼少期)

ｯｯ

母親

.......

ミサ(幼少期)

.....え、

一索

全く困ったものですね

一索

勝手に殺されては困ります

一索

やっと見つけましたよNO.033

ミサ(幼少期)

母、さん

母親

う、ゔぅ

ミサ(幼少期)

.....誰？

一索

あなたを迎えにきた者ですよ

一索

さぁ帰りましょう

ミサ(幼少期)

....母さんも、一緒なら、

一索

.......よく、殺されそうになってそんなことが言えますね

一索

それとも理解してないんでしょうか

一索

まっ、いいでしょう

一索

連れてきましたよ

真白

あぁ、君かぁ笑

真白

大きくなったね

ミサ(幼少期)

.......

真白

君の父親だよ

ミサ(幼少期)

母親

.......

真白

あや？何故この人も連れてきたんだい？

一索

一緒がいいというので

真白

そうか、それは面倒だね

真白

処分しなくてもいいと思っていたけど、今は邪魔だなぁ

真白

処分してくれないか？

一索

...いいんですか？

真白

あぁ

真白

それに、この子を殺そうとしていたらしいじゃないか、またそうされては困るからね

一索

わかりました

母親

ﾊﾞﾀﾝ

一索

(汚れるのが嫌なので血が出ないように殺したんですが、運ぶのも面倒ですね)

ミサ(幼少期)

.............

ミサ(幼少期)

？

ミサ(幼少期)

母さん？

ミサ(幼少期)

(どんどん冷たくなっていく..)

ミサ(幼少期)

(なんで、)

ミサ(幼少期)

母さん、起きて

ミサ(幼少期)

お金貰ったんだ、さっき

ミサ(幼少期)

母さんのために、我慢して、

ミサ(幼少期)

『起きて』

ミサ(幼少期)

『起きて』

ミサ(幼少期)

『起きて』

ミサ(幼少期)

『起きて』

ミサ(幼少期)

『起きて』

ミサ(幼少期)

.......

ミサ(幼少期)

お兄さん、医者でしょ

ミサ(幼少期)

母さんが動かない

ミサ(幼少期)

『直して』

一索

ミサ(幼少期)

ねぇ『直して』

ミサ(幼少期)

なんで動かないの、『直して』

一索

死んだ生き物を治すことは出来ませんよ

一索

残念ながら

ミサ(幼少期)

死んだ、？

ミサ(幼少期)

なら『立って』

母親

立つ

一索

真白

おぉ

ミサ(幼少期)

『手を繋いで』

一索

(これがNO.33の能力か)

真白

期待以上だ

真白

私の娘だから名前をつけないとな

真白

ミサ、なんてどうだい？

ミサ(幼少期)

なんでもいい

一索

何故ミサなんですか？

真白

33番だから

一索

なんのひねりもないですね

真白

まぁないよりマシだろう

緋色

呼びましたか？

燈子

？

燈子

誰だ？そいつ

ミサ(幼少期)

.......

ミサ(幼少期)

指さす

ミサ(幼少期)

双子

真白

違うよ

真白

彼は私のコピーのようなものかな

緋色

デジャブ

緋色

また新しい復元体ですか？

真白

いや、この子はその復元体から生まれた子供だよ

真白

1発で成功するとは私も驚いたがね

緋色

あぁ、何年か前に脱走したやつの、

緋色

一緒にいるのが復元体か、

一索

死んでますがね

緋色

燈子

どう見ても動いてるだろ

燈子

それに立ってるぞ、バカか？

一索

💢

一索

Ｎｏ．33が能力で動かしているんですよ

ミサ(幼少期)

.......

燈子

.......

燈子

お前、チビだな

燈子

ちっこい

ミサ(幼少期)

頭悪そう

燈子

何?!

緋色

こらやめろって

真白

ミサもダメだよ

ミサ(幼少期)

.......

緋色

それでこいつはどうするんですか？まさかまた俺に面倒見させる気じゃないですよね？

真白

あぁ、ミサは一索に面倒を見させようと思ってね

一索

は？聞いてないですよ

一索

研究はどうするんですか？

真白

その時は彼に面倒を見させればいい

緋色

はぁ?!

緋色

俺にはもう、燈子が

真白

だから研究の時以外は一索に任せるんだよ

真白

ミサも一索のことは兄だと思って接していいからね

一索

はぁ

ミサ(幼少期)

....兄、？

真白

そうだよ

一索

兄なんて柄じゃないんですがねぇ

真白

燈子もミサのことを弟のように接してほしい

真白

仲良くしてね

燈子

弟？

ミサ(幼少期)

....

燈子

女じゃないのか

真白

あぁ、まだね

緋色

(まだ？)

真白

じゃ、まだ時間はあるから一索はミサと仲を深めてきなさい

一索

いいですよそんなの

一索

面倒臭い

真白

そう言わずに笑

一索

わかりましたよ、はぁ

ミサ(幼少期)

.......

一索

こちらへ来なさい

ミサ(幼少期)

.......ｺｸ

次回♡35

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