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水たまりに写ったもの

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「水たまりに写ったもの」のメインビジュアル

水たまりに写ったもの

1 - 記憶の無い1週間

♥

10

2024年09月12日

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ここあ。

ここあ。です!

ここあ。

いれいすさんの二次創作読み切り小説です!

ここあ。

どうぞ

 

 

 

気がついたらベッドに居た

りうら

…あれ、?

不思議な事に昨日寝た記憶が全然無い

りうら

…疲れてたのかな?

りうら

ま、いいや

りうら

取り敢えず朝ご飯た〜べよっ!

 

 

りうら

るんる〜ん♪

りうら

朝ご飯は〜目玉焼き?それとも玉子焼き?

りうら

う〜ん…どっちもっ!!

りうら

あ、目玉焼きの味付けど〜しよ…、

りうら

砂糖にしよ

普段は塩なのに何故か砂糖を選んでいた

 

 

りうら

よしッ!美味しそうなご飯できた!!

 

 

りうら

いッただッきま〜すっ!!

りうら

モグモグ))ん〜!美味〜ッ!!✨

りうら

我ながら天才かッッ!?

りうら

モグモグ))うん。美味い

りうら

天才だッッ!!✨

 

りうら

ふ〜ッごちそうさまでしたっ!!

りうら

んー、この後どうしよ〜

りうら

特にする事無いな〜

りうら

…じゃっ!ないこハウス行きますか!

 

 

 

 

ピーンポーン

ないこ

は〜いっ

ないこ

…あれ?

りうら

やっほー!!

りうら

お邪魔するねー!!

 

 

りうら

お邪魔しま〜す!

りうら

…あ、ウェルカムトゥ〜ザッないこハ〜ウスッッ!

りうら

て、みんな居るじゃんッッ!!

ほとけ

あ、ないちゃん…誰だったの?

ないこ

それがね、ドア開けて見たんだけど居なかったんだよね…

ほとけ

え、誰も…?

ないこ

うん…

りうら

…?

りうら

(りうらの後にインターホンとか鳴ってないよね…?)

りうら

(じゃあ、ど〜ゆ〜こと?)

りうら

(ドッキリか何か?)

……

りうら

…え?

りうら

(いや、、気不味過ぎない…?)

りうら

(と、言うか…)

りうら

なんでそんなに暗いの…?

みんなはとても暗い顔をしていた

その問いかけには誰も答えてはくれない

りうら

…あ

りうら

…り、りうらが連絡無しに家来ちゃったから…怒って、る?

りうら

ご、ごめん…

りうら

…ぇっと…、

りうら

な、ないくん?ごめんね、?

ないこ

……

こちらの顔も見てくれない

りうら

…あ、そうだ…みんなは今日何しに来たの?

やっぱり誰も答えてくれない

りうら

え…っと…、じゃありうら、帰るね?

りうら

ごめんね、突然来ちゃって

りうら

それじゃッ

 

 

 

どうしたらいいか分からず家を出て来てしまった

りうら

…ッ

りうら

みんなどうしちゃったんだろ…

りうら

…やっぱりうらが怒らせちゃったかな、?

りうら

…取り敢えず帰るか、

そのまま家に向かって歩いた

 

 

 

りうら

帰って来た…

ふと気がついた

今日スマホを開いて無いと言うことに

りうら

…((スッ

開いてみると…

自分の記憶がある日から1週間が経っていた

りうら

え…ッ?

りうら

どういうこと…?

理解が追いつかない

りうら

…りうら、この1週間何してたっけ?

上手く思い出せない

りうら

…散歩行こ

 

 

 

頭が混乱する

この1週間、何をしていたのか…何故か思い出せない

りうら

…どこ行こ、

りうら

気晴らしにひよこグッズでも探しに行こうかな…

 

 

 

 

りうら

…お店に入っても何も言われない

何か買おうとしても少しも相手にしてもらえない

まるでりうらは居ないものかの様

 

 

りうら

…ぁ

りうら

ないくんだ…

ないこ

…、

彼は花束を持って立っていた

彼の立っている所には他にも4つほど花束が置かれていた

りうら

信号機…

きっと交通事故だったのだろう

信号機の下に花束達が置かれている

りうら

ないくん…

りうら

(今日、暗かったのはこれが原因?)

りうら

(りうら、馬鹿みたいなテンションで押しかけちゃった…ッ)

りうら

(…凄く悲しそう)

りうら

(当たり前か…花束供えに来てるんだもん、きっと大事な人だったんだろうな…)

話しかけられる雰囲気ではないので通りすぎることにした

彼に近づくと泣き声が少し聞こえて来た

ないこ

うぅッ"

ないこ

……らぁ…ッ

りうら

…ッ

彼の横を通りすぎるとメンバーの1人がこちらに向かって歩いて来るのが見えた

りうら

あ、初兎ちゃん

初兎

りうら

初兎ちゃん…?

初兎

りうら

…な、なんで…無視するの、?

初兎

彼は口を開く様子もなければこちらに顔を向ける様子もない

りうら

…ッッ

りうら

なんで…ッ((ポロッ

ダッ

りうらは逃げるようにその場から離れた

 

 

 

 

りうら

なんで…ッ

りうら

なんでッッ

りうら

なんでみんな無視するの…ッ?

りうら

どうして?

りうら

街の人も、お店の人もッッ!!

りうら

みんなッッりうらを…無視、する…、

りうら

なんでッッ?

大きな声で問いかけても誰もその問いかけに対して答えてくれない

りうら

……

りうら

…りうらは見えてない?

自分は周りには見えていないのかという疑問が飛び交う

りうら

…そんなまさか

りうら

見えてないだなんて…

りうら

…いや、でも……

りうら

…ま、まさか…ね…

ありえない答えが1つ浮かびかけた

ありえなかったのでその答えは消した

 

 

 

ベンチに座ってぼんやり眺めていたら大粒の雨が降って来た

雨が降って来ているのにも関わらず家に帰ろうとは思わなかった

ただただ降り落ちて来る雨粒を静かに眺めていた

 

 

 

 

雨が止み腰を上げ歩き出した

良く分からない道を歩いて行く

とにかくどこかに消えて行きたい

そんな気がしたから

 

 

ふと足元を見ると大きな水たまりが広がっていた

そこで気がついた

その水たまりには雨上がりの空にかかっている虹

だけが

水たまりに写っていた

 

良く見るとその虹には

 

 

赤色が無かった

 

 

 

end

 

ここあ。

見ていただきありがとうございました!

ここあ。

それでは、また次のお話で!

 

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