ここあ。
ここあ。
ここあ。
気がついたらベッドに居た
りうら
不思議な事に昨日寝た記憶が全然無い
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
普段は塩なのに何故か砂糖を選んでいた
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
ピーンポーン
ないこ
ないこ
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
りうら
りうら
りうら
りうら
……
りうら
りうら
りうら
りうら
みんなはとても暗い顔をしていた
…
その問いかけには誰も答えてはくれない
りうら
りうら
りうら
…
りうら
りうら
ないこ
こちらの顔も見てくれない
りうら
…
やっぱり誰も答えてくれない
りうら
りうら
りうら
どうしたらいいか分からず家を出て来てしまった
りうら
りうら
りうら
りうら
そのまま家に向かって歩いた
りうら
ふと気がついた
今日スマホを開いて無いと言うことに
りうら
開いてみると…
自分の記憶がある日から1週間が経っていた
りうら
りうら
理解が追いつかない
りうら
上手く思い出せない
りうら
頭が混乱する
この1週間、何をしていたのか…何故か思い出せない
りうら
りうら
りうら
…お店に入っても何も言われない
何か買おうとしても少しも相手にしてもらえない
まるでりうらは居ないものかの様
りうら
りうら
ないこ
彼は花束を持って立っていた
彼の立っている所には他にも4つほど花束が置かれていた
りうら
きっと交通事故だったのだろう
信号機の下に花束達が置かれている
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
話しかけられる雰囲気ではないので通りすぎることにした
彼に近づくと泣き声が少し聞こえて来た
ないこ
ないこ
りうら
彼の横を通りすぎるとメンバーの1人がこちらに向かって歩いて来るのが見えた
りうら
初兎
りうら
初兎
りうら
初兎
彼は口を開く様子もなければこちらに顔を向ける様子もない
りうら
りうら
ダッ
りうらは逃げるようにその場から離れた
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
大きな声で問いかけても誰もその問いかけに対して答えてくれない
りうら
りうら
自分は周りには見えていないのかという疑問が飛び交う
りうら
りうら
りうら
りうら
ありえない答えが1つ浮かびかけた
ありえなかったのでその答えは消した
ベンチに座ってぼんやり眺めていたら大粒の雨が降って来た
雨が降って来ているのにも関わらず家に帰ろうとは思わなかった
ただただ降り落ちて来る雨粒を静かに眺めていた
雨が止み腰を上げ歩き出した
良く分からない道を歩いて行く
とにかくどこかに消えて行きたい
そんな気がしたから
ふと足元を見ると大きな水たまりが広がっていた
そこで気がついた
その水たまりには雨上がりの空にかかっている虹
だけが
水たまりに写っていた
良く見るとその虹には
赤色が無かった
end
ここあ。
ここあ。
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